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2016年03月31日

靴の取り扱いについて

大事な足を支える靴ですから、丁寧に取り扱ってあげましょう。
傷んだ靴は足を悪くするばかりか、ひざ、腰、背中、肩、首に負担をかけてしまいます。

1. 履くときは靴ベラを使う
何度も書いていますが、靴のカカトは足を支えるべく「芯」が入っています。
ヒールカウンター、月型芯、とも言います。
表面の革(アッパー)と内張り(ライニング)の間に、硬い芯が入っています。
これを履くとに踏みつけてしまうと、芯が弱くなってしまいカカトを支えることができなくなります。

2. 靴ひもは緩めて履く、緩めて脱ぐ
紐靴の場合は、必ず靴ひもは緩めて履き口を広くして履きましょう。
これをしないと、1項でも書いたようにカカトを壊してしまいます。
脱ぐ時も、無理やり脱いでしまうとカカトの革が伸びてユルユルの靴になってしまいます。

3. 靴ひもは都度結びなおす
足は1日にうちに膨らんだりしぼんだりしています。
その都度靴ひもを結びなおして足にフィットさせましょう。
足は1日でコップ1杯分の汗をかく、とも言われます。
革が汗を吸うと柔らかくなってフィット感が変わりますので、これも都度靴ひもを微調整しましょう。
日本の場合は靴の脱ぎ履きが多いので、面倒なのはわかりますが・・・

4. 同じ靴を2日以上続けて履かない
3.項でも触れたように、足は結構汗をかきます。その汗を、靴はたっぷり吸っています。
乾ききるには数日かかると思われますので、中2日〜中3日でローテーションしましょう。
汗を吸った靴は革が伸びやすくなり、毎日履いているとどんどん型崩れしてきます。
ローテーションを組んで履くと、靴が長持ちします。

5. シューキーパーを使うべし
履かない靴はシューキーパーをいれて形を保持しましょう。
脱いですぐは湿気がこもっているので、一晩ぐらいそのままにしておいて、翌朝にシューキーパーを入れておきます。
型崩れを防いで靴を長持ちさせましょう。理想は木製のシューキーパーですが数をそろえると結構な出費なので、プラスチック製でもいいでしょう。
木製だと湿気を吸ってくれるので、私は湿気が残っているときは木製を使用し湿気が抜けて来たらプラスチック製に交換しています。

6. 収納場所の湿度に気を付ける
靴は汗を吸うので、カビが発生しやすくなります。
下駄箱は密閉空間で湿気がこもりやすいので、注意しましょう。
また、箱に入れたまま、というのも要注意です。
下駄箱内に、湿気取りを置いておくといいですよ。

7. 汚れたら清掃する
靴が汚れたら、すぐに汚れをふき取りましょう。お手入れをしている靴ならふき取りだけでOKの場合もあります。
ふき取りだけで対応できないときは、一からお手入れですね。
ちなみに革靴を「洗う」方法もあるにはあるんですが、失敗すると取り返しがつかないです。
汚れや傷、雨ジミとか、精神的にも凹みますよね・・・(T_T)
そんなときは、潔く業者に頼んじゃいましょう。
雨ジミブーツもクリーニングでキレイに[くつリネット]


靴は足に馴染んだものがいいですよね。でも馴染んだ頃には汚れが・・・という場合でも、靴クリーニングで綺麗にしましょう。
綺麗になった靴は、ちゃんと自分でもメンテナンスを続ければ長持ちします。
また、手に負えなくなったら業者に出す、とうまくメンテも使い分けて
足元をさわやかに過ごしましょう。






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posted by こなくま at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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最近はほとんど運動しないインドア派。でも通勤、仕事で結構歩く。 道具で楽をできるところは楽したい、と思って足腰の負担を軽減すべく日々研究中。
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