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2018年02月18日

ある日どこかで「1980」

「ある日どこかで」は、1980年のアメリカ映画です。私の人生の中でいちばん心に残る思い出映画と言っても過言ではありません。まだ高校生だった私が、いちばん映画館に通った時代でもありました。

映画を観に行って、帰りに次回観る映画の前売り券を買って、また映画を観に行くのを楽しみにしていました。

当時、映画は2本立てでお目当ての映画が良くなくて同時上映の映画の方が、良かったと言うこともありました。「ある日どこかで」はそんな映画のひとつです。当時そんなに話題にもならなかったし、ヒットもしませんでした。

しかし、私もびっくりしたのですが、この映画は現在熱狂的なファンがたくさんいます。平成になって、深夜上映されたのがきっかけだそうです。そのおかげでDVDも発売になって私も数十年ぶりにまた観る事が出来ました。

あらすじ

脚本家のリチャード(クリストファー・リーブ)のもとに初舞台を終えた後のパーティの最中「帰って来て」の言葉と懐中時計を手渡しに謎の老婆が現れました。8年後、リチャードはあるホテルの資料館を訪れた時に、飾られた一枚の写真に心惹かれました。

その写真は1912年にそのホテルで公演した女優エリーズ(ジェーン・シーモア)で、なんと!あの老婆の若き日の姿だったのです。エリーズへの思いが日増しに募るリチャードは、タイムスリップを試みますが・・・

IMG_3497.JPG
舞台はアメリカのミシガン州のマキナック島です。日本ではあまり知られていませんが、19世紀の街並みがいまだに残り、2人の宿泊先のグランドホテルも100年という格式を誇っています。
IMG_3494.JPG


見どころ

原作は20世紀初頭のSF小説でこちらもヒットしなかったそうです。しかし、映画のようにこの本を読んで感動した人物により映画化されました。時空を超えた愛の切なさと絶望。高校生でしたが、映画感で嗚咽が止まらないくらいに泣きました。DVDでは冒頭の老婆の「Camebacktome」と言うセリフだけで泣けてきます。

1912年当時を再現したマキナック島の美しさ、ジェーン・シーモアの美しさ、ラフマニノフの美しい音楽、すべてがマッチしています。

主演のクリストファー・リーブと言えば「スーパーマン」で有名な俳優ですが、私の中では「ある日どこかで」のクリストファー・リーブです。

1995年に乗馬の事故で半身不随になり、車いす生活を送りながらも俳優を続けていましたが、残念なことに2004年に心不全で52歳という若さで亡くなりました。


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posted by まあゆ at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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