2021年10月05日
コロナ感染の原因は夫婦間のコミュニケーション不足でした。
コロナ感染を体験してわかったこと、たくさんあります。それはたとえ基礎疾患を持っていない人でも、割と健康に気を配っているような人でもかかる可能性はある病気だということ。
そして、ウチみたく症状も回復の速さも個人差が大きいということ。私はどんなに熱が上がっても38度まででした。そしてなかなか下がらない37度台の熱が3〜4日続いてからの風味障害。(←味覚・嗅覚共に機能しなくなるとこういう名がつくそうです。)
旦那さんは発症後に嗅覚障害だけが現れたのですが、ほぼ軽症の私だけが両方でした。
焦りましたねぇ…。だって、朝ごはんのコーンフレークの味、全くチョコの味がしなかったんです。甘い・辛い・しょっぱいはわかっても、まるで記憶障害にでもなっちゃったのかな?って勘違いするほどチョコそのものの味がしない。
加えて匂いも全く感じていないのに気が付いて、おおぅ、ノー!これはもしやTVでしか見たことないやつが今まさに自分の身にも起こっているぞ…という慌てよう。
その心境を引きずったまま、お風呂場に行って香り強めのキティちゃんのリンゴのシャンプーのボトルに鼻を近づけると、「あ…なんか微かに…香ってるかも?」と、もはや記憶を頼りに自分で自分を騙そうとしているような気さえしてきました。
それほど、感染した自分を信じたくなかったんですねぇ。日々感じていたものの感覚が失われていくのはそれはそれは怖い現象でした。だから味覚が戻るまでの間の食事はなんとも色のないものでした。きっと最近一ブスな顔で食べていたと思います。1週間ちょいで先に味覚から戻ってきましたが、あんな体験は二度としたくないです。
そして寝る前の「明日の私は無事目覚められるんだろうか…?」と湧き上がってくる疑念。息苦しさは全然なかったのでそこまで切羽詰まった気持ちではありませんでしたが、突然変異のことも想像するとドキドキしてきてなかなか眠れませんでした。
子供達、旦那さんと順に感染が発覚していく中、うっすら湧き上がってきたのが
こう書くとただの怠慢とも受け取られそうですが、私達夫婦は2人とも肉体労働な上休みも平日・土日祝と合わずの組み合わせでして。
仕事から帰ってくると2人ともHPがほとんど残っていないほどヘトヘト、私はたまに机に突っ伏して寝ちゃうし、ひどい時はお風呂で寝てるぐらいのお疲れ具合。旦那さんも私も帰ってきてから自分の時間がほしいので、ついつい就寝が0時を回ってしまうことも…。
ワクチン接種が大切な人を守るための手段だと頭ではわかっていても、2人とも今の生活を維持するのに精いっぱいで病院探すのも面倒に。(一応かかりつけのお医者さんにキャンセル待ちの予約は入れてもらいましたが。)
そんな日々の中旦那さんの昇進がほぼ決まり、「じゃあ、ワクチンはもう少し申し込み状況が落ち着いたらでいっか…」という流れに留まってしまったのです。
周りを見ても、先にワクチン接種受けてる人って旦那さんがテレワークだったり、お子さんがある程度大きかったりと割と余裕のある環境なんですよね。またまた言い訳がましいですが。
きっと私、旦那さんの忙しさを見ていて「できるだけ早くワクチン受けたいんだけど。」って言うの、遠慮してたんだなぁ…。でも今思えばそんなの全然優しさじゃなかった。それを優しさと勘違いしていたら、大事な家族は守れない。もちろん今回みたいにお金だって守り切れない。
感染を報告したら親にも泣かれたあげく「なんでワクチン先に打っとかなかったの!」って叱られました。LINE電話を切るときにたまたまビデオ通話の画面に切り替わって、そこに見えた母のくしゃっとした顔とすすり泣き。今更言っても遅いけど、できるかもしれなかったことすぐやらずにごめんね。
怒りたい親の心境もわかるけど、私はそもそもワクチン打つスケジュール組むだけでも大変な家族もあるんだよ!ってことをもっと多くの人に知ってもらいたい。だから親を含め打った人側からの未接種者への偏見は本当にやめてほしいです。人それぞれ色んな背景や事情をかかえているわけで。
そして、余裕のない働き方を強いる社会を変えていかなきゃなぁ…。とも思っていて、そのために自分には何ができるのかじっくり考え中です。
そして、ウチみたく症状も回復の速さも個人差が大きいということ。私はどんなに熱が上がっても38度まででした。そしてなかなか下がらない37度台の熱が3〜4日続いてからの風味障害。(←味覚・嗅覚共に機能しなくなるとこういう名がつくそうです。)
旦那さんは発症後に嗅覚障害だけが現れたのですが、ほぼ軽症の私だけが両方でした。
焦りましたねぇ…。だって、朝ごはんのコーンフレークの味、全くチョコの味がしなかったんです。甘い・辛い・しょっぱいはわかっても、まるで記憶障害にでもなっちゃったのかな?って勘違いするほどチョコそのものの味がしない。
加えて匂いも全く感じていないのに気が付いて、おおぅ、ノー!これはもしやTVでしか見たことないやつが今まさに自分の身にも起こっているぞ…という慌てよう。
その心境を引きずったまま、お風呂場に行って香り強めのキティちゃんのリンゴのシャンプーのボトルに鼻を近づけると、「あ…なんか微かに…香ってるかも?」と、もはや記憶を頼りに自分で自分を騙そうとしているような気さえしてきました。
それほど、感染した自分を信じたくなかったんですねぇ。日々感じていたものの感覚が失われていくのはそれはそれは怖い現象でした。だから味覚が戻るまでの間の食事はなんとも色のないものでした。きっと最近一ブスな顔で食べていたと思います。1週間ちょいで先に味覚から戻ってきましたが、あんな体験は二度としたくないです。
そして寝る前の「明日の私は無事目覚められるんだろうか…?」と湧き上がってくる疑念。息苦しさは全然なかったのでそこまで切羽詰まった気持ちではありませんでしたが、突然変異のことも想像するとドキドキしてきてなかなか眠れませんでした。
子供達、旦那さんと順に感染が発覚していく中、うっすら湧き上がってきたのが
「あぁ…無理してでもワクチン打っとけばよかった…。」
という後悔。
こう書くとただの怠慢とも受け取られそうですが、私達夫婦は2人とも肉体労働な上休みも平日・土日祝と合わずの組み合わせでして。
仕事から帰ってくると2人ともHPがほとんど残っていないほどヘトヘト、私はたまに机に突っ伏して寝ちゃうし、ひどい時はお風呂で寝てるぐらいのお疲れ具合。旦那さんも私も帰ってきてから自分の時間がほしいので、ついつい就寝が0時を回ってしまうことも…。
ワクチン接種が大切な人を守るための手段だと頭ではわかっていても、2人とも今の生活を維持するのに精いっぱいで病院探すのも面倒に。(一応かかりつけのお医者さんにキャンセル待ちの予約は入れてもらいましたが。)
そんな日々の中旦那さんの昇進がほぼ決まり、「じゃあ、ワクチンはもう少し申し込み状況が落ち着いたらでいっか…」という流れに留まってしまったのです。
周りを見ても、先にワクチン接種受けてる人って旦那さんがテレワークだったり、お子さんがある程度大きかったりと割と余裕のある環境なんですよね。またまた言い訳がましいですが。
きっと私、旦那さんの忙しさを見ていて「できるだけ早くワクチン受けたいんだけど。」って言うの、遠慮してたんだなぁ…。でも今思えばそんなの全然優しさじゃなかった。それを優しさと勘違いしていたら、大事な家族は守れない。もちろん今回みたいにお金だって守り切れない。
感染を報告したら親にも泣かれたあげく「なんでワクチン先に打っとかなかったの!」って叱られました。LINE電話を切るときにたまたまビデオ通話の画面に切り替わって、そこに見えた母のくしゃっとした顔とすすり泣き。今更言っても遅いけど、できるかもしれなかったことすぐやらずにごめんね。
怒りたい親の心境もわかるけど、私はそもそもワクチン打つスケジュール組むだけでも大変な家族もあるんだよ!ってことをもっと多くの人に知ってもらいたい。だから親を含め打った人側からの未接種者への偏見は本当にやめてほしいです。人それぞれ色んな背景や事情をかかえているわけで。
そして、余裕のない働き方を強いる社会を変えていかなきゃなぁ…。とも思っていて、そのために自分には何ができるのかじっくり考え中です。
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