2016年03月17日
Stereo[ステレオ]2016年4月号 特別付録 ショートピン「LXJ-OT5」について、アンプの音質をグレードアップするアクセサリーです。
★ Stereo(ステレオ) 2016年4月号
【特別付録】 ラックスマン ショートピン:LXJ-OT5
発売日:2016年 3月19日(土)、予価 2,900円 8%税込
のネットショップの予約が始まっています。
※以下、コストパフォーマンス -> C/P
と略称します。
ステレオ誌の付録特集号は、
夏のスピーカー工作特集号に対して、新春のオーディオ基板付録号は、
第一弾:「Stereo2012年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT1」 2011年12月19日発売 特別定価 2,800円
第二弾:「Stereo2013年 1月号 特別付録 Luxman製 HPA付USB-DAC
LXU−OT2」 2012年12月19日発売 特別定価 2,800円
第三弾:「Stereo2014年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT3」 2013年12月19日発売 特別定価 3,700円
第四弾:「Stereo2015年 1月号 特別付録 エミライ製 USBノイズフィルター
ES−OT4」 2014年12月19日発売 特別定価 3,000円
と発売されてきましたが、日本の経済事情(付録の原価がアップ)により
、残念ながら「2015年1月号」で、終わり(中断?)になってしまった
ようです。と思っていましたが
「オーディオ基板」ではなく「オーディオ アクセサリー」に代わって、
3号遅れて「2016年4月号」で「付録号」が発売するようです。
機能的「付加価値」上の「お得感」は無くなりましたが、
無駄に高級で非常に贅沢なこだわった作りの低C/Pになって、
実用付録が戻ってきました?
1.ショートピンとは?
「インテグレーテッド(プリメイン)アンプ」で、
「プリ部」と「パワー部」を分離可能か「パワーアンプ」として
使えるように準備された「POWER IN端子」のある単体「アンプ」や、
「RCA入力端子」が2系統以上あるセパレート型「パワー(メイン)アンプ」で、
一般的には使われないだろう「RCA入力端子」の空の「RCAピンジャック」に
出荷時点から取付けられている。
「RCAピンジャック端子」の
プラス側端子(中心部導体)とマイナス端子(外側導体)を
ショート(短絡)させる(接続する)「RCAピンプラグ」です。
「プリメイン」や「パワー」と名前の付く「アンプ」で、
出荷時点で取付けられている主な目的はこれから下記に書く効果
● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
● ダストカバー :端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ
の機能を働かせることです。
2.「LXJ-OT5」とは?
"LX" ≡ Luxman(ラックスマン)、
?" J" ≡ Jonit[or Jack] terminal(ジョイント[ジャック]端子)
"OT" ≡ Onngaku no Tomosha(音楽之友社)
" 5" ≡ 第5弾
になると思います。
● 材質・仕上げ:真鍮無垢削り出し、24K金めっき
・真鍮(シンチュウ) 電気回路の端子素材によく使われる銅と亜鉛の合金、
JIS規格等では「黄銅」と呼ばれている。
導電率は銅の1/3位だが、機械的衝撃に強い
適度な強度がありますが、金属としては柔軟で変形しやすい
ので、加工が非常にし易い。
電気回路の導体としては、コスト・電気的性能(体積低効率)
から、銅が多く採用されていますが、
純銅の端子では、機械的強度が実用上では弱過ぎる
(衝突等の衝撃で変形してしまう)ので黄銅が多く使われている。
・無垢(ムク)削り出し
加工処理上、
金属の場合、まじりけがない丸棒から削り出して加工
プレス加工等での応力による歪み・劣化が無い。
プレス加工より素材肉厚を厚く出来、剛性が高い。
・24K金めっき
24/24=1(100%)の純金めっきを表しています。
K(カラット)は、純度を示すもので、なぜか? 分母になる
数値は "24" が使われる?
純金はとても柔らかく、爪でもつくと変形してしまうレベルの
硬度しかありませんので、装飾品の場合は柔らか過ぎて、
形状が維持できず、使えない場合があります。
その場合、銀や銅とパラジウムなどが添加した合金として硬度を
上げるそうです。18Kとはそのようなものになるそうです。
電気的接続用端子のめっきの場合は「硬度」はあまり関係なく、
「耐食性」に優れ「電気伝導性」の高さを要求されますので、
「24K金めっき」と謳っているのは "装飾品" と扱っている
のか? 純度が高いと振動のダンプ材として有効としてとらえて
いるのか? 全く意味がないのか? 私には不明です。
3.「LXJ-OT5:ショートピン」の効果?
オーディオコンポーネントの音質を出来るだけ向上させるための
対策アイテムで、無くても音は再生出来ますが、少しでも高音質を目指して
いる場合は、試しで使ってみるのも良いアイテムです。
● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
使用していない入力端子から、外来ノイズの混入によって誘起された
不要電圧が、デリケートな音楽信号を汚す要因となっています。
「ショートピン」によって不安定な入力回路を電気的にショートさせる
ことで、オーディオ回路が安定し、クリーンで高品質な信号増幅が
得られます。
● 機械的効果 :入力端子部分の不要振動する共振を取り除く
機械的な入力端子振動の抑制は、より表現力の豊かな音楽再生を
実現するために必須となっています。入力端子部分が振動することに
より発生する不要な共振を「ショートピン」の装着によって取り除く
なお、この効果はアンプ側の「RCAピンジャック」との機械的相性が
影響するので「Luxman:アンプ」の「真鍮削り出しRCA入力端子」
とは相性が良いと思いますが、
他ブランドの「プレス加工」の「RCA入力端子」では、機械的効果が
表れない可能性があります。
● ダストカバー:端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ
リアパネルにある入出力用「接続端子」は、設置してから1年ぐらい
経ってから、掃除をすると分かりますが非常に汚れています。
「金めっき端子」なら、多少汚れてもクリーニングすれば、直ぐ導通
が良くなりますが「ニッケルめっき端子」は、下手をすると数年で
錆びてしまい使いものにならなくなります。
その「RCAピンジャック(入力用接続端子)」に「ショートピン」を
差すとが「入力側外側端子」が大気と直接触れなくなるので、
空気中の塵やゴミが端子に付着しなくなります。
それらが主な原因で、湿気を帯びて端子の表面が酸化(錆びの発生)
することを防止できます。
4.LXJ−OT5 の使い方(主にアンプで使用する)
1)フォノ入力端子が空いている場合
(デジタルプレーヤー等の再生重視)
フォノ音声信号は微弱で入力端子の増幅率が高いため、ショートピン
の短絡による「電気的効果」が高い。よって最初に試すべき入力端子
になります(L/Rの2個)
2)フォノ入力を中心に使っている場合
(レコード再生重視)
フォノ音声信号は微弱で他の端子に節されているプレーヤー系コンポ
の出力等した信号(ノイズ源の電磁波を導体がアンテナとして拾う
ことも含む)に影響され、音質劣化します。
よって、それらの端子のノイズを閉回路にすることで、
発生防止・ノイズ消滅をもとして、空いている全てのRCA入力端子に
使用する。
2個では足りないので、別途「Luxman:JPT-10(8個1組)」などを
追加購入して、空いている全てのRCA入力端子をショートさせる。
「ADプレーヤー」からの「フォノ出力」は微弱信号なので、
少しの環境変化で音質劣化します。
高音質を目指すのなら「ADプレーヤー」を含めてアンプの
入力端子には3台を超えるコンポーネントは接続しない方が
良いそうです。
参照したウェブページは下記リンク先になります。
● ステレオ2016年4月号付録に Luxman製ショートピン LXJ-OT5 が付く
【特別付録】 ラックスマン ショートピン:LXJ-OT5
発売日:2016年 3月19日(土)、予価 2,900円 8%税込
のネットショップの予約が始まっています。
※以下、コストパフォーマンス -> C/P
と略称します。
ステレオ誌の付録特集号は、
夏のスピーカー工作特集号に対して、新春のオーディオ基板付録号は、
第一弾:「Stereo2012年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT1」 2011年12月19日発売 特別定価 2,800円
第二弾:「Stereo2013年 1月号 特別付録 Luxman製 HPA付USB-DAC
LXU−OT2」 2012年12月19日発売 特別定価 2,800円
第三弾:「Stereo2014年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT3」 2013年12月19日発売 特別定価 3,700円
第四弾:「Stereo2015年 1月号 特別付録 エミライ製 USBノイズフィルター
ES−OT4」 2014年12月19日発売 特別定価 3,000円
と発売されてきましたが、日本の経済事情(付録の原価がアップ)により
、残念ながら「2015年1月号」で、終わり(中断?)になってしまった
ようです。と思っていましたが
「オーディオ基板」ではなく「オーディオ アクセサリー」に代わって、
3号遅れて「2016年4月号」で「付録号」が発売するようです。
機能的「付加価値」上の「お得感」は無くなりましたが、
無駄に高級で非常に贅沢なこだわった作りの低C/Pになって、
実用付録が戻ってきました?
1.ショートピンとは?
「インテグレーテッド(プリメイン)アンプ」で、
「プリ部」と「パワー部」を分離可能か「パワーアンプ」として
使えるように準備された「POWER IN端子」のある単体「アンプ」や、
「RCA入力端子」が2系統以上あるセパレート型「パワー(メイン)アンプ」で、
一般的には使われないだろう「RCA入力端子」の空の「RCAピンジャック」に
出荷時点から取付けられている。
「RCAピンジャック端子」の
プラス側端子(中心部導体)とマイナス端子(外側導体)を
ショート(短絡)させる(接続する)「RCAピンプラグ」です。
「プリメイン」や「パワー」と名前の付く「アンプ」で、
出荷時点で取付けられている主な目的はこれから下記に書く効果
● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
● ダストカバー :端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ
の機能を働かせることです。
2.「LXJ-OT5」とは?
"LX" ≡ Luxman(ラックスマン)、
?" J" ≡ Jonit[or Jack] terminal(ジョイント[ジャック]端子)
"OT" ≡ Onngaku no Tomosha(音楽之友社)
" 5" ≡ 第5弾
になると思います。
● 材質・仕上げ:真鍮無垢削り出し、24K金めっき
・真鍮(シンチュウ) 電気回路の端子素材によく使われる銅と亜鉛の合金、
JIS規格等では「黄銅」と呼ばれている。
導電率は銅の1/3位だが、機械的衝撃に強い
適度な強度がありますが、金属としては柔軟で変形しやすい
ので、加工が非常にし易い。
電気回路の導体としては、コスト・電気的性能(体積低効率)
から、銅が多く採用されていますが、
純銅の端子では、機械的強度が実用上では弱過ぎる
(衝突等の衝撃で変形してしまう)ので黄銅が多く使われている。
・無垢(ムク)削り出し
加工処理上、
金属の場合、まじりけがない丸棒から削り出して加工
プレス加工等での応力による歪み・劣化が無い。
プレス加工より素材肉厚を厚く出来、剛性が高い。
・24K金めっき
24/24=1(100%)の純金めっきを表しています。
K(カラット)は、純度を示すもので、なぜか? 分母になる
数値は "24" が使われる?
純金はとても柔らかく、爪でもつくと変形してしまうレベルの
硬度しかありませんので、装飾品の場合は柔らか過ぎて、
形状が維持できず、使えない場合があります。
その場合、銀や銅とパラジウムなどが添加した合金として硬度を
上げるそうです。18Kとはそのようなものになるそうです。
電気的接続用端子のめっきの場合は「硬度」はあまり関係なく、
「耐食性」に優れ「電気伝導性」の高さを要求されますので、
「24K金めっき」と謳っているのは "装飾品" と扱っている
のか? 純度が高いと振動のダンプ材として有効としてとらえて
いるのか? 全く意味がないのか? 私には不明です。
3.「LXJ-OT5:ショートピン」の効果?
オーディオコンポーネントの音質を出来るだけ向上させるための
対策アイテムで、無くても音は再生出来ますが、少しでも高音質を目指して
いる場合は、試しで使ってみるのも良いアイテムです。
● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
使用していない入力端子から、外来ノイズの混入によって誘起された
不要電圧が、デリケートな音楽信号を汚す要因となっています。
「ショートピン」によって不安定な入力回路を電気的にショートさせる
ことで、オーディオ回路が安定し、クリーンで高品質な信号増幅が
得られます。
● 機械的効果 :入力端子部分の不要振動する共振を取り除く
機械的な入力端子振動の抑制は、より表現力の豊かな音楽再生を
実現するために必須となっています。入力端子部分が振動することに
より発生する不要な共振を「ショートピン」の装着によって取り除く
なお、この効果はアンプ側の「RCAピンジャック」との機械的相性が
影響するので「Luxman:アンプ」の「真鍮削り出しRCA入力端子」
とは相性が良いと思いますが、
他ブランドの「プレス加工」の「RCA入力端子」では、機械的効果が
表れない可能性があります。
● ダストカバー:端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ
リアパネルにある入出力用「接続端子」は、設置してから1年ぐらい
経ってから、掃除をすると分かりますが非常に汚れています。
「金めっき端子」なら、多少汚れてもクリーニングすれば、直ぐ導通
が良くなりますが「ニッケルめっき端子」は、下手をすると数年で
錆びてしまい使いものにならなくなります。
その「RCAピンジャック(入力用接続端子)」に「ショートピン」を
差すとが「入力側外側端子」が大気と直接触れなくなるので、
空気中の塵やゴミが端子に付着しなくなります。
それらが主な原因で、湿気を帯びて端子の表面が酸化(錆びの発生)
することを防止できます。
4.LXJ−OT5 の使い方(主にアンプで使用する)
1)フォノ入力端子が空いている場合
(デジタルプレーヤー等の再生重視)
フォノ音声信号は微弱で入力端子の増幅率が高いため、ショートピン
の短絡による「電気的効果」が高い。よって最初に試すべき入力端子
になります(L/Rの2個)
2)フォノ入力を中心に使っている場合
(レコード再生重視)
フォノ音声信号は微弱で他の端子に節されているプレーヤー系コンポ
の出力等した信号(ノイズ源の電磁波を導体がアンテナとして拾う
ことも含む)に影響され、音質劣化します。
よって、それらの端子のノイズを閉回路にすることで、
発生防止・ノイズ消滅をもとして、空いている全てのRCA入力端子に
使用する。
2個では足りないので、別途「Luxman:JPT-10(8個1組)」などを
追加購入して、空いている全てのRCA入力端子をショートさせる。
「ADプレーヤー」からの「フォノ出力」は微弱信号なので、
少しの環境変化で音質劣化します。
高音質を目指すのなら「ADプレーヤー」を含めてアンプの
入力端子には3台を超えるコンポーネントは接続しない方が
良いそうです。
参照したウェブページは下記リンク先になります。
● ステレオ2016年4月号付録に Luxman製ショートピン LXJ-OT5 が付く