2017年11月08日
フォステクス限定販売ユニット FE208-Sol 高級20cmフルレンジスピーカーユニットについて
フォステクス(Fostex)から、
バックロードテッド・ホーン・スピーカー専用に
開発された
「FEスーパーシリーズ」の元祖、20cm口径の
限定高級フルレンジユニットが発売されました。
※1) 以下 バックローテッド・ホーン を BH と略称する。
『FE208-Sol 20cm口径フルレンシユニット』
● 価格 ¥35,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
● 限定 300台(即予約注文数に達したので、再配布開始)
「FE-Solシリーズ」でBH向けアルミダイカストフレーム製
限定スピーカーユニットは「FE103-Sol:10p口径」
「FE88-Sol:8.5cm口径」に続いて、3モデル目になります。
さらに一般的「20cm口径フルレンジ」の場合は、
規格上の再生周波数特性で、高音域が 20[kHz] を
超えていましても、高音域の放射指向性は非常に狭いので、
通常の仕様では、スーパーツィーター(以下STW)が欲しく
なります。よってベストマッチとなる STW も発売されました。
『T90A-Super ホーン型スーパーツィーター』
● 価格 ¥39,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
● 限定 200台
『FE-Solシリーズ』としての共通特徴、
(a)2層抄紙ESコーン
(b)高剛性アルミダイキャスト・フレーム
(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
(d)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
(e)強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路
は「FE103-Sol」「FE88-Sol」と同様ですが、20cm口径と
ユニットのサイズが大型化したことで、
(e)2層抄紙センターキャップ -> 2層抄紙ダブルコーン
「FEシリーズ」16cm口径以上の振動板の特長です。
と変更されています。
『FE208-Sol』の音質的特徴は、
「繊細で表現力豊かな音楽再生を実現 と、
圧倒的な ダイナミックレンジと
100dB を超える出力音圧レベル」
と説明されています。
昨今のスピーカーシステムのダウンサイジング化に
伴い、次に発売になる「FE-SOLシリーズ」の
限定ユニットは、私の予想では、
「FE138-Sol(仮):13cm口径」か
「FE168-Sol(仮):16cm口径」の
発売になると思っていましたが外れました。
Fostex限定販売、20cm口径「FE20Xスーパーシリーズ」の
前回の発売は「FE203En-S:2011年3月」で、
じつに6年ぶりとなっています。
さらに「FEスーパーシリーズ」の主な共通する特徴として、
レギュラーユニット(現在、FE208EΣ)に対して、磁気回路の
駆動力強化が定番ですが、
『FE208-Sol』は「FE203En-S」より
磁気回路が強化されている「FE203En-S」と
同様サイズの大型磁石を2枚重ねた
「FE208SS:1996年11月」を
「FE-Sol」化したグレードアップバージョンとみなしますと、
なんと21年ぶりのモデルチェンジとなります。
大型磁石2枚重ねクラスの強力磁気回路用
エンクロージャー例えば、故:長岡鉄男氏設計の
D−58、D−150[モア]や、
大型共鳴管方式「F3000T〜V(ネッシー)」等を
所有している方にとっては、待望の代替ユニットになります。
新規で
「Fostex BH専用限定ユニット」を
楽しみたい方々にも期待を裏切らない様に純正
『FE208-Sol』専用BH型スピーカーボックス も
受注生産で用意されました。
『BK208-Sol FE208-Sol用BH型
20cm口径用スピーカーボックス』
● 価格 ¥200,000+消費税/1台
● 受注開始日 平成29年 9月末
「FE103-Sol」や「FE88-Sol」の純正専用BH型
スピーカーボックスと販売価格を比べますと、
およそ3〜4倍の値段となっています。
振動板面積の比率で考えますと、価格比と振動板面積比は、
ほぼ等しいに近い 約 1:4 と、なっていますので、
当然のことなのか? と判断できます。
よって『BK208-Sol』が特別高額な
スピーカーボックスであるという訳ではありません。
妥当な価格設定だと思いました。しかし、
実勢上の絶対値では、高額に感じてしまいます。
でも、自作スピーカーのフラッグシップ・モデルと思えば、
大概のフラッグシップ機が 100万円/1本 を、
超えていますので、それらと比べますと安く感じます。
『BK208-Sol』は最近の恒例となっている
「取扱説明書」に載っている
標準スピーカーボックス に相当する
作例エンクロージャーを
設計オリジナル とした
市販化スピーカーボックス です。
そのために、D−58、モア のような ユニットの性能を
最大限に引き出すために、
一般家庭では大き過ぎるスピーカーボックス では、
一人では工作出来ず、価格もさらにアップせざるを得ないので、
やや小型になっています。
以上より フラグシップ機 というより、扱いやすいハイエンド機
相当のスピーカーボックス サイズ に、まとめたと、
私は推測します。
そのため、低音域の伸びは 50[kHz]〜 と、超高忠実度再生用
としては、ややもの足りなくなっていますが、
一般ソーズ音源の "音楽" を聴く上では、
十分な低音域再生となる BH になっているようです。
参考にしたページは
・Fostex(フォステクス) FE208-Sol の限定販売について
・Fostex(フォステクス) FE108-Sol について、バスレフ 2
・フォステクス FE108-Sol の限定販売について、その6
・Fostex(フォステクス) FE88-Sol について、市販BH 2
・フォステクス FE88-Sol の限定販売について 3、バスレフ型
バックロードテッド・ホーン・スピーカー専用に
開発された
「FEスーパーシリーズ」の元祖、20cm口径の
限定高級フルレンジユニットが発売されました。
※1) 以下 バックローテッド・ホーン を BH と略称する。
『FE208-Sol 20cm口径フルレンシユニット』
● 価格 ¥35,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
● 限定 300台(即予約注文数に達したので、再配布開始)
「FE-Solシリーズ」でBH向けアルミダイカストフレーム製
限定スピーカーユニットは「FE103-Sol:10p口径」
「FE88-Sol:8.5cm口径」に続いて、3モデル目になります。
さらに一般的「20cm口径フルレンジ」の場合は、
規格上の再生周波数特性で、高音域が 20[kHz] を
超えていましても、高音域の放射指向性は非常に狭いので、
通常の仕様では、スーパーツィーター(以下STW)が欲しく
なります。よってベストマッチとなる STW も発売されました。
『T90A-Super ホーン型スーパーツィーター』
● 価格 ¥39,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
● 限定 200台
『FE-Solシリーズ』としての共通特徴、
(a)2層抄紙ESコーン
(b)高剛性アルミダイキャスト・フレーム
(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
(d)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
(e)強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路
は「FE103-Sol」「FE88-Sol」と同様ですが、20cm口径と
ユニットのサイズが大型化したことで、
(e)2層抄紙センターキャップ -> 2層抄紙ダブルコーン
「FEシリーズ」16cm口径以上の振動板の特長です。
と変更されています。
『FE208-Sol』の音質的特徴は、
「繊細で表現力豊かな音楽再生を実現 と、
圧倒的な ダイナミックレンジと
100dB を超える出力音圧レベル」
と説明されています。
昨今のスピーカーシステムのダウンサイジング化に
伴い、次に発売になる「FE-SOLシリーズ」の
限定ユニットは、私の予想では、
「FE138-Sol(仮):13cm口径」か
「FE168-Sol(仮):16cm口径」の
発売になると思っていましたが外れました。
Fostex限定販売、20cm口径「FE20Xスーパーシリーズ」の
前回の発売は「FE203En-S:2011年3月」で、
じつに6年ぶりとなっています。
さらに「FEスーパーシリーズ」の主な共通する特徴として、
レギュラーユニット(現在、FE208EΣ)に対して、磁気回路の
駆動力強化が定番ですが、
『FE208-Sol』は「FE203En-S」より
磁気回路が強化されている「FE203En-S」と
同様サイズの大型磁石を2枚重ねた
「FE208SS:1996年11月」を
「FE-Sol」化したグレードアップバージョンとみなしますと、
なんと21年ぶりのモデルチェンジとなります。
大型磁石2枚重ねクラスの強力磁気回路用
エンクロージャー例えば、故:長岡鉄男氏設計の
D−58、D−150[モア]や、
大型共鳴管方式「F3000T〜V(ネッシー)」等を
所有している方にとっては、待望の代替ユニットになります。
新規で
「Fostex BH専用限定ユニット」を
楽しみたい方々にも期待を裏切らない様に純正
『FE208-Sol』専用BH型スピーカーボックス も
受注生産で用意されました。
『BK208-Sol FE208-Sol用BH型
20cm口径用スピーカーボックス』
● 価格 ¥200,000+消費税/1台
● 受注開始日 平成29年 9月末
「FE103-Sol」や「FE88-Sol」の純正専用BH型
スピーカーボックスと販売価格を比べますと、
およそ3〜4倍の値段となっています。
振動板面積の比率で考えますと、価格比と振動板面積比は、
ほぼ等しいに近い 約 1:4 と、なっていますので、
当然のことなのか? と判断できます。
よって『BK208-Sol』が特別高額な
スピーカーボックスであるという訳ではありません。
妥当な価格設定だと思いました。しかし、
実勢上の絶対値では、高額に感じてしまいます。
でも、自作スピーカーのフラッグシップ・モデルと思えば、
大概のフラッグシップ機が 100万円/1本 を、
超えていますので、それらと比べますと安く感じます。
『BK208-Sol』は最近の恒例となっている
「取扱説明書」に載っている
標準スピーカーボックス に相当する
作例エンクロージャーを
設計オリジナル とした
市販化スピーカーボックス です。
そのために、D−58、モア のような ユニットの性能を
最大限に引き出すために、
一般家庭では大き過ぎるスピーカーボックス では、
一人では工作出来ず、価格もさらにアップせざるを得ないので、
やや小型になっています。
以上より フラグシップ機 というより、扱いやすいハイエンド機
相当のスピーカーボックス サイズ に、まとめたと、
私は推測します。
そのため、低音域の伸びは 50[kHz]〜 と、超高忠実度再生用
としては、ややもの足りなくなっていますが、
一般ソーズ音源の "音楽" を聴く上では、
十分な低音域再生となる BH になっているようです。
参考にしたページは
・Fostex(フォステクス) FE208-Sol の限定販売について
・Fostex(フォステクス) FE108-Sol について、バスレフ 2
・フォステクス FE108-Sol の限定販売について、その6
・Fostex(フォステクス) FE88-Sol について、市販BH 2
・フォステクス FE88-Sol の限定販売について 3、バスレフ型
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投稿者:工房68K|22:30
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