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ONTOMO MOOK「誰でもできる、自作でオーディオアクセサリー 著:福田雅光」にオーディオ用電源ケーブルキットが付く!!

ONTOMO MOOK Stereo編「誰でもできる 自作でオーディオアクセサリー

特別付録:電源ケーブルキット B5版 64頁 著:福田雅光氏」

2012年9月19日[水]発売 定価:4,200円(税込) 


「Stereo(ステレオ)2012年10月号」(2012年9月19日[水]発売)と

オヤイデ電気のWebサイトを参考にして、付録の電源ケーブルキット

が、どの程度の実力があるのか? を確認しました。



(A) 構成部品


 @ 電源ケーブル電線
   :Zonotone オリジナル電源ケーブル電線

 A コンセントプラグ
   :OYAIDE オリジナル電源プラグ

 B インレットプラグ
   :OYAIDE オリジナル電源インレット(IECコネクター)


オヤイデ電気のwebサイトの情報によりますと、上記付録の

コンセント・インレットプラグは「オヤイデ P-29・C-29」の

青カバーバージョンであることが分かりました。



(B) コンセントプラグ・インレットプラグの仕様


  ●電極基底部 :高剛性ガラスファイバー30%配合の高比重素材

  ●ケースカバー:高剛性ポリカーボネイト

  ●接続端子部 :真鍮製メッキレス電極3P構造

  ●その他 特徴 :高強度 ステンレス ビス採用 


 となります。


 小柳出電気は長年電源関連オーディオアクセサリー(以下AA)

 製品を市場に送り、コンセントプラグ・インレットプラグは、

 他社(アクロリンク)の完成品電源ケーブルに採用されるなど

 定評があります。


 仕様を見ても音質上の具体的なことは詳しく分かりませんが、

 コストの掛った堅実な仕様である電源部品だろうと感じます。



(C) 電源ケーブル電線の特徴


  ● 長さ 1.2 [m]、外径 直径 10 [mm]

  ● シース(外皮) ブルー透明 PVC

  ● 2芯コットン充填(内部介材物)アルミテープシールド構造

  ● 特別仕様OFC(高純度[?4N]無酸素銅)、
    素線系 0.26[mm] 48本構成、導体断面積 約 2.5[mm^2]

 となっています。


  シールド構造があるのは贅沢な仕様ですが、大丈夫だと

 思いますが悪い音質に向かう可能性もあります。

 日本の100 [V] コンセントにはアース:接地線(シールドと接続)

 の接続端子は付いていないので、普通は電気回路上、浮いている

 中途半端な不安定要素状態になります。


  電源ケーブル導体素材で音が良いとされている6〜8N高純度銅

 と4N純度銅を比較して、どの程度差があるのか分かりませんが、

 OFC(高純度[4N]無酸素銅)の特別仕様品でも普通のタフピッチ銅

 (有酸素)に比べたら、音質上の性能は高いと思います。



(d) 価格

  小柳出電気商会 電源プラグ P-029、IECコネクター C-029

 の各定価が5,040円 で amazon.co.jpでは、その 28 [%]引きの

 合計:7,272円 で販売されています。

 電源プラグ・コネクターだけで 約3千円 お買い得になります。

 ゾノトーンのケーブル電線代金・書籍代金は、"只" 同様です。

 ちなみにオヤイデ電気から購入しますと特典があるそうです。


(e) その他


 確認事項として、

 アンプ・デジタルプレーヤー等が電源ケーブルを交換できる

 インレット型であることが必要です。<- 要確認

 20世紀まで、国内販売のコンポーネントで電源インレットが

 付ているモデルは高額品でも余りありませんでした。

 10年以上前のコンポを使っている方はインレット型でない

 可能性が高いので、交換出来ないかもしれません。


 加えて、危険な100[V]の交流電圧を扱いますので、いい加減に

 扱いますと事故・怪我を起こしかねません。


  しかし、工具が揃っていて、手引書の手順通りに工作すれば、

 スピーカー・アンプ等の作成より工作は簡単で安全な物が完成

 します。


 「Stereo(ステレオ)2012年10月号」によると、付録部品だけで

 工作しても、1〜2万円の実力があるそうです。

 「Stereo(ステレオ)2012年10月号」に掲載している

 メッシュチューブを被せる部品追加改良をすると、

 2万円以上の実力を発揮するそうです。

  入門完成品 オーディオ用 電源ケーブルは、実勢価格で

 約2万円はします。(税込)4,200円で同等かそれ以上の価値
 
 を持つ電源ケーブルを工作が必要ですが手に入れられます。


  ただし、長さが約1.2 [m]というのは短すぎます。

 最低でも普通で 1.5 [m]必要だと思います。わずか30[cm]の

 差ですが、一般コンポーネント1台弱分の長さで、使い勝手では、

 大きな差となります。

 ラック等と電源コンセント・テーブルタップの位置等確認して

 コンポーネント機器に 1.2 [m]で間に合うのかを調べる必要が

 あります。


 アンプに付いているプレーヤー等に接続できる電源用コンセント

 から、各コンポーネントに接続しますと、音質は間違いなく悪く

 なるのは、マニアの間では常識になっています。

 必ず、壁等にある電源コンセント、またはそこから延長した

 オーディオ用テーブルタップに電源プラグを接続しましょう。



参照ページは

「旬の音本舗 福田屋」と「誰でもできる 自作でオーディオアクセサリー」について


「誰でもできる、自作でオーディオアクセサリー」ムック誌(ONTOMO MOOK)に付録オーディオ用 自作 電源ケーブルキット!!


「誰でもできる、自作でオーディオアクセサリー」ムック(ONTOMO MOOK)に電源ケーブルキットの付録が付く!! その2


「誰でもできる、自作でオーディオアクセサリー」ムック(ONTOMO MOOK)に電源ケーブルキットの付録が付く!!
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