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2015年07月20日

「原因」と「結果」の法則C

ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則」』(訳:坂本貢一 サンマーク出版)の続きです。
※久し振りの更新になってしまいました。。。

ボリュームの多かった「思いと環境」の章が終わり、続いて「思いと健康」の章です。

この章は文章自体は5ページと量があまり多くありません。
内容としてもすっきりしていて、「肉体の健康は心によってもたらされる」という主張が述べられているだけです。

重要な箇所としては、
P45
”病気と健康は、環境同様、心の中でめぐらされる思いの明らかなあらわれです。病的な思いは、それ自身を病的な肉体を通じて表現します。”

のところと、それと

P47
”きれいな思いは、きれいな習慣を創りだします。自分の心を洗わない聖者は、聖者ではありません。自分の心を強化し、浄化した人間は、そのときから、もはや病気とは無縁になります。”

の箇所でしょうか。

論理構成もシンプルであり、「よい心が健康をつくり、恐れや不安などが肉体を蝕む」という内容を幾つかのパターンで紹介するという形で展開されています。
根拠となる統計的なデータが記されているわけではなく、事例の紹介と、「こうだからこうだ」という筆者の思いが書かれているというものなので、あまり強い説得力があるわけではないなと感じました。

まあ、「原因と結果の法則にはこういうオプションも付いてくるんですよ」といったところでしょうか。
本書の中では重要度は薄い箇所かもしれません。


読んでいて思ったのは、中村天風氏の本で読んだことがある考え方と似ているなあ、ということです。中村氏の本には「生命の主人は心であり、積極的な心が何より大事であり、肉体の健康をももたらす」という事が書かれていて、なるほどなあと感じ入った覚えがあるのですが、この事と同じようなことがこの章には書かれています。

ということは、あるいは人類普遍的な考え方としてどの場所にも生まれうる思想なのかもしれません。
(もちろん他に「健康な体や習慣が、健康な心をつくる」あるいは「体と心は一体」といったような思想もあります)

さて次は、「思いと目標の章」です。

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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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