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2016年02月29日

高級車レクサスと僕。

自動車ディーラーの展示会があり、珍しく気が向いたので足を運んでみました。
ネッツトヨタ・レクサス・フォルクスワーゲン・アウディの合同展示会で、田舎では珍しくなかなかの規模でした。

そこでちょっと考えさせられることがありましたので、メモがてら記事を書いておきます。
それは、いわゆる高級車についてのことです。

自分には縁がないと思っていた「レクサス」


レクサスといえば、押しも押されぬ、トヨタが誇る高級ブランドです。
「自分のような一般市民には縁がないクルマ」と自然に受け止め、日常で見かけたときは「おっ!レクサスだ。凄いなあ」と羨望の眼差して見るようなクルマと思っていました。

だから展示会で置いてあっても、
「自分には関係ないクルマ」
「どうせ買えないものは見てもしょうがない」

と考え、ちらっと見るくらいですぐに通り過ぎていました。

でもこの日は違いました。
「高級車というものがどういうものか、実際に見てみよう」という妙に積極的な気持ちが湧き起こりで、ぐいぐい喰らいついて見てきました。
ドアを開けて運転席にも乗り込んでみましたよ。
そこには、今まで自分が見たことのない世界がありました。

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レクサスの中を初めて見た感想


内装が凄く上質でした。
一つ一つの部品が質感に溢れ、普段乗っているようなクルマで感じる「プラスチックな感じ」がどこにもありません。
特にレクサスの中でも高価格帯のクルマではそれが顕著で、まるで高級家具に座って運転をするような感覚がありました。

これを自分で走らせる?
そう考えた時、何だか分かりませんが、ぞくぞくするものを感じたことをはっきりと覚えています。

自分の世界がまるで変わってしまうような感覚。
この上質さが日常になる世界とは、一体どんなものなんだろう?

想像を膨らませずにはいられませんでした。

価格を見てみると、一番価格帯が低いもので新車価格が400〜500万円台。その次が600〜700万円台、800万円台、1,000万円オーバー・・・。
はい。どれも買えません。
今の自分の年収と、将来にわたって想定される年収からでは、他の欲望を全て放り投げないとこんなクルマはとても買えませんし、買ったとしても維持できません。
それにこういうクルマは「余裕を持って買える」くらいでないと、きっとそのクルマに見合った生活は送れず、分不相応なものになってしまうでしょう。

じゃあ見ても意味はなかったのか?


そんなこと無いです。
少なくとも、「高級なものは、こういうものだ」ということを肌で感じることが出来ました。
それだけでも十分価値がありましたよ!

肌で感じた「高級」は、正直なところ、決して無くてはならないものではありませんでした。無くても死にはしませんし、移動手段としてのクルマであれば大衆車でも必要十分です。

でも、無くても別に困らないけど、上質に溢れた高級車という存在は素晴らしいものだと感じました。

そして、この世界には、こういう高級なものを普段遣いする生活が確かにあるということを認識できました。それもかけ離れた世界なんかじゃありません。普段住む街にだって、例えば自営業の社長さんとか、医者とか、資産家だとか、その辺に普通にいるんです。
だって、道でクルマを見かけるんですから。

自分が一所懸命に働いても買えないクルマを、ぽんと買って、普段遣いで乗っている人が確かにいる。そんな世界がすぐ隣にある。

その事実を知ることは、肌で感じることは、間違いなく自分の世界を素敵に変えるための一つのヒントです。「他の誰かがやっていることは、同じ人間なんだから、自分にもできる」もしもそう感じたとすれば、きっと新しい世界への道が開けるに違いありません。

自己啓発を勧める本によると、例えばこんなとき、
「実際に高級車に乗る自分の感覚をイメージする」
「いつも目につくところに映像を起き、自分を奮い立たせる」
「◯◯年後に買うと決め、そのためにどうすればいいかを考える」
というような行動に結びつけることで、事業者としての成功を得られるというような事が書かれてあります。

そんなことは馬鹿げた話だと思っていたところが自分にはありましたが、この日の経験は、「本当にそうかもしれない」と自分の考えに変化をもたらしました。

キーになるのは、「実際に自分の目で見てみて、出来れば五感全部を使って感じてみる」ということだと思います。

それにしても、少し目で見てみる、少し座席に座ってみるだけでこれだけ色々考えさせられる力を持ったレクサス。実際にエンジンを起動させて、公道を走ったら一体どんな感覚を得ることができるのでしょうか。

それを想像して、また少し、背筋にぞくぞくするものを感じました。
いやあ、本当、何でも実際に見てみるものですね。

ところでこんな光景も・・・


そのイベントの中で、「チャルメラの無料試食会」なるものをやっていました。
見ると、4〜50人くらいの人が行列を作っていて、それもなかなか進む気配がありません。
30分くらいは待たなければ試食にありつけないような感じでした。
一瞬、並ぼうか?と思いましたが、すぐに冷静になりやめることにしました。

チャルメラって、言っちゃあ悪いですが、あのチャルメラですよ?
スーパーで5袋200〜300円位で売っている、あのチャルメラですよ?

それを30分以上並んで無料で食べる価値が一体どこにあるのか・・・。
正直コスパ悪すぎると思いました。

でもこの日の会場ではとても盛況で、30分くらい並ぶなんで問題ないぜ!とばかりにたくさんの人が並んでいたんです。
どーーーー考えても、時間の方が勿体無いと思います。
完全に時間とチャルメラの価値が逆転しています。
これは高級な時間の過ごし方では絶対ないですよ。どちらかというと、明らかに低俗な時間の過ごし方です。

レクサスという高級な世界と、この低俗な時間の過ごし方をする世界と、真反対の方向性をもった2つの世界を見ることができた面白い経験でした。
posted by 霧島もとみ at 2016年02月29日 | Comment(0) | TrackBack(0) | そこはかなきこと
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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