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2015年11月10日

バクマン。  1 〜5巻 大場 つぐみ (著), 小畑 健 (イラスト)

映画化で話題になっている「バクマン。」です。
私も映画化で再認識したクチでして、予告編の格好良いビジュアルと、主人公が佐藤健(!)だったこととで急に興味が湧いてきた、いわゆるにわか者です。

↓↓↓映画の予告編↓↓↓


(佐藤健めっちゃ格好良い・・・!!)

というわけでいつものようにレンタルコミックで借りてきました。

・・・

これねえ、面白いです。

高校生の二人組を主人公にして、舞台は「少年ジャンプ」、漫画に関わる作家・アシスタント・編集部という一連の人間たちを登場人物に話を作っているんですが、すっごくリアル感があります。
※忘れていたんですが、そういえば「デスノート」の原作・作画コンビでした。

少年ジャンプというフィールドで漫画という目標に向かって突き進む一途な熱さ。
少年ジャンプという超有名漫画雑誌の裏側を垣間見ることができる面白さ
(真偽の程は不明だが、事実に基いて脚色されていると信じたい)。

これらが沸騰しているかのようなテンションで描かれていて、ぐいぐい引き込まれます。
更には、「そういえば俺はこんな風に何かに熱中しているのだろうか?こんなに真剣に向き合っていることがあるのだろうか?」と自分を振り返り、はっとさせられ、その点でも衝撃を受けてしまいました。

何故だろう?
他の漫画のように「別世界で活躍する登場人物の行く末にハラハラさせられる」のではなく、「親しい友だちが活躍することになり、その行く末が気になるとともに、一方自分はどうなのかと思い知らされて何か終わってしまっているかのような複雑な感情を覚える」という感覚があります。
このあたりは更に読み進めていけば、はっきりと見えてくるところがあるかもしれません。

うーん。
バクマン。とは直接関係はないのですが、漫画や小説、ビジネス書などを読んで、妙に「はっとさせられる」機会が最近自分の中で増えているような気がします。
それが本の力なのか、それとも受け取る自分自身に何か変化が出ているのか・・・。
posted by 霧島もとみ at 2015年11月10日 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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