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2017年03月24日

風が強い日に心掛けること。

テニスは雨が降れば中止になりますが、よっぽどのことがない限り強風で中止になることはありません。

強風の中で試合というのは珍しいことではなく、特に海に近いコートでの試合は風がない方が珍しいかもしれません。

そんな強風の中でどんなことに気をつけるべきか書いてみましょう。

まず、一般的に強風の中、まともに気持ち良く自分のテニスができる人は中々いません

これを心掛けることから始めましょう。

分かりながらも、いつもの自分を忘れられずにハマってしまう人は非常に多くいます。

ボールが風で動くので予想とは違う軌道になり打点がズラされてしまいます。

うまくミートできなくて当たり前。

この半分諦めた状態から始めた方がグズグズにならずに済みます。

プロなどを見ると強風でもしっかりとしたボールを打っていますがプロが打つボールは厚く当たっているので風の影響を受けづらいというのもあります。

我々一般人は試合中にそこまで厚く打ち続けられるかというと、中々難しいですよね。

お互いそんなプレーになるので風の影響を受けやすくなります。

そこで自分だけ厚く当てていくと逆効果で相手は風の影響をあまり受けない、素直なボールを受けることになります。

相手がナックルボールを打ってくるのに対してこっちは厚く当て続ける...ミスがでるのはどちらか分かりますよね。

あくまで確率の問題ですが。

テクニック的な対処法としては

動きの中でボールを打つ

というのも1つの方法です。

あまりガッチリと足を決めて打とうとするとブレたボールに対処できなかったりします。

軸足(フォアであれば右足)をある程度で決めて、動いた場合は踏み込み足をフリーに使っていく。

ボールが少し伸びてきたらオープンで、風で戻ったら踏み込みながら...といった具合です。

また、腕から先で対応するのも大事。

膝を曲げたままボレーするとか、少し曲げ伸ばしを使ってボレーするとか。

ボールが動く前提で考えて、自分の打ち方はコレ!というのをぶつけていかないで、少し形を崩した形でもそれなりに打とうとするとことが大切です。

用は多少のごまかしを多めに使っていくことです。

対処法を書いてみましたが、やはり、自分の打ち方をはめていこうとするとうまくいかないことの方が多くなります。

普段はこう打つけど、今日はある程度仕方ないと開き直ってプレーできればメンタルが崩れることも少なくなると思いますので心に留めてやってみましょう。

もう一つは風の流れを読むこと

今日は基本的に右から左に流れるな、とか風上、風下をある程度頭に入れておくことです。

強風でやりづらいのは相手も同じ。

その中での試合はいかに風を読んで、対応をしていけるかがポイントになりますので心掛けておきましょう。


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タグ:強風 対応
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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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