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2015年08月09日

直線的なボレーと、山なりのボレー

本日はボレーについて。

直線的なボレー

山なりのボレー

です。

もちろん、状況に合わせて両方使い分けられるのが理想です。

しかし、確率、再現性を考えるとまずは山なりのボレーをしっかりと打てるようにしていきたいです。

直線的なボレーは、気持ちもいいし、かっこいいのですが、いざ試合になったり、プレッシャーのかかる状況になるとミスが出たり、短くなって逆にストローク側から打ちやすかったりします。

まぁ、その辺の使い分けなどはおいておいて、両方の打ち方を少し紹介しましょう。

まず、動画から

こちらは直線的に打ったボレーです。


ボールの軌道がわかりづらいのですが、大事なのは最初のセットです。
image.jpg
このセットの段階で、手首をコックさせてヘッドを立てます

その形から縦のガットで上から抑え込むようにインパクト
image.jpg

このようにすると、ラケット面が上向きでもボールは浮きません。


次に、山なりのボレー
こちらも軌道がわかりづらいのと、厚めのグリップで打ったボレーの解説時に使った動画ですが。



今度はラケットヘッドをあまり立てずにセットします。
image.jpg
上の直線的なボレーのセット時とはだいぶ違いますよね。

その後、インパクトに向けてヘッドが多少下がってもいいので、ボールの下を軽く掬うように打ちます
image.jpg
動画は先ほども書いたように、若干厚めのグリップで打っているため、かなりヘッドが落ちていますね。

しかし、普通のコンチネンタルグリップの場合でも多少ヘッドを下げてもいいや、くらいで打ったほうが深く返球出来ます
かなり膝を曲げてヘッドを落とさないで打ってもいいんですが、しんどいですよね・・・。

この、セットを変化させるだけでボールの軌道が変わっていきます。
試してみてください。

そして、ハッキリと言えることは、ダブルスでは特に「ある程度」までは山なりで深く深く打っていった方が

勝てます!

並行陣をとって、ボレー側が無理せず深めにボールをコントロールし続ければ大体のストロークは根を上げます
それを、ガッツリと全て打ちこまれたならば、それは「ある程度」を越えた相手と思ってください。

相手が根を上げる前に、こちら側からかっこいい直線的なボールを打ち続けたら、大体ボレーヤー側のミスで失点してしまうと思います。

まずは、この山なりのボレーでしつこく、しつこく相手を追い込んでみましょう!


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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