テニス進化論

今回のローマ大会、錦織は故障のため欠場しましたね。

準決勝で
ラオニッチはジョコに敗れ
ディミトロフはナダルに敗れました。

錦織圭に限らず、トップ１０あたりにいる、時期ナンバー１候補たちに不足しているもの・・・

それは”体力”です。

ただ、持久力とかそういった意味での体力でなく経験値と体力を掛け合わせたものですかね。

技術的に不足している面もあるでしょうが
１セットだけ見たらむしろ技術は上回っている面もあります。
今現在のランキング、実力でいえば
ジョコとナダルが飛び抜けています。

今となっては彼らに得意、不得意のサーフェイスはありません。

でも、彼らも数年前はフェデラーのナンバー１時代に悩まされていました。



さて、体力の話ですが

４大大会で決勝まで勝ちぬくだけの体力です。
それには精神力も関係します。

錦織、バルセロナからマドリッドで好成績です。
２週間戦い抜きました。
素晴らしい成績です。
しかし、４大大会で決勝に行くには２週間、５セットマッチを戦い抜かないといけません。

今のトップ１０の中で４大大会の決勝を経験している選手

ナダル
ジョコビッチ
ワウリンカ
フェデラー
フェレール
ベルディヒ
デルポトロ
マレー

と８人です。
結果論にもなりますが、この辺は経験値という体力が違います。

この経験値体力は試合でしか培われません。
試合での緊張感は皆さんも経験済でしょう。
彼らは４大大会での経験値体力が格段に違っていて最後の最後はこの経験値体力で押し切ります。

ラオニッチも昨日、いい試合をしていました。
完全に前半は押していました。
ただ、最後は経験値体力負け…。
バテていたわけではありません。
ジョコビッチのポケットには１ゲームが入っているんです。

錦織はラオニッチ、ディミトロフとともに時期ナンバー１に立候補しています。

　　　私個人的には錦織に頑張ってほしいですが

　　　ディミトロフ



　　　だと思っています。

　　　ナイキ×ウィルソン×片手バック

　　　は間違いない…。という勝手な方程式を持ってまして。

少しでも４大大会で戦う試合数を増やすしかありません。
経験を増やすしかありません。

錦織、ラオニッチ、ディミトロフこの辺の誰が、まず４大大会のベスト４に進出できるか
ですね。
今年もしくは来年１年間はここが見どころかな。


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