2015年06月08日
【全仏オープン】ワウリンカ優勝とジョコビッチの弱点
全仏オープン2015決勝
ジョコビッチv.s.ワウリンカ
6−4
4−6
3−6
4−6
で、ワウリンカの優勝で幕を閉じました。
多くの方がジョコビッチ優勝と共に生涯グランドスラム達成を予想していたと思います。
私もジョコビッチの優勝に疑いはありませんでした。
しかし、蓋を開けてみれば、序盤こそジョコビッチリードで、やっぱりね、という展開でしたが2セット中盤から何だか怪しい雰囲気になり、その勢いのままワウリンカが押し切りました。
あれだけスーパーショットというか、神憑りなショットが入れば誰も勝てません。
ワウリンカ、素晴らしかったです。
ジョコビッチの弱点と題しましたが、私なりの見解です。
昨年、錦織がジョコビッチに勝った全米オープンのときのジョコビッチに似ていた気がします。
その時は、若干守りに徹していたジョコビッチは、錦織の覚醒を手助けして最後は手も足も出ない状態・・・。
今回の決勝も何となく、繋ぎに徹していて、準決勝までのジョコビッチではなかったですよね。
もちろん、ワウリンカの攻めがそうさせたわけですが、その攻めを引き出してしまったのもジョコビッチではないでしょうか??
ここに関しては、メンタル面からくるものな気がします。
心技体のうち、技・体はパーフェクトなジョコビッチ。
唯一、「心」が完成されていないのでしょうか。
以前のブログで、錦織が勝つにはキレるジョコビッチを...と書きました。
キレる、というのはイライラするということだけでなく、ビビる、怖くなる、といった面も含みます。
そういったものが今回のような敗戦に繋がってしまいます。
勝利の女神はラケットを折るような選手に栄光は与えません。
生涯グランドスラマーとは精神も鍛え上げられなければなれない、ということだと思います。
(と、言いつつもフェデラーもどこかのハードコートの試合でラケットをぐしゃぐしゃに折っていましたが。)
そういった意味で言えば、ナダルは完璧でしょう。
ナダルがラケットを折ったのは見たことありません。
これがゴールデングランドスラマーなんでしょうかね。
もう一つ、ジョコビッチはドローにも恵まれなかったのかもしれません。
相手が強くてハードな試合、という意味ではなく、精神状態に影響の出やすいドローという意味です。
結果論ですが。
準々決勝で早くもナダルと対戦し、しかも圧勝。
調子のあげてきているマレーと準決勝で当たりフルセットの熱戦で勝利。
その時点で優勝がチラついたかもしれません。
もちろん、大方の予想はジョコビッチ有利の評価。
(その辺は全米の錦織と似ていますね。)
決勝ではさらっと1セットを獲り、確実に優勝が見えてきました。
ちょっとした隙を見せた瞬間にワウリンカを覚醒させ、後戻りできませんでした。
我々には想像もつかないほどの重圧とストレスの中で決勝に進んだわけです。
厳しいトップハーフを見事に勝ちぬき、決勝も絶好のスタートを切れた。
何かネジが外れても不思議ではないですよね・・・。
そう考えると、少し可哀想な気もします。
しかし、ここでしっかりとネジを締め、ストレートで勝てるまで成長しないといけません。
フェデラーはしっかりと締めてソダーリングをストレートで降して成し遂げました。
ジョコビッチも必ず出来るはず!
話は早いですが、来年、このメンタルを克服して真の王者となり、優勝してくれると思います。
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また違った形で楽しめると思います。
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ジョコビッチv.s.ワウリンカ
6−4
4−6
3−6
4−6
で、ワウリンカの優勝で幕を閉じました。
多くの方がジョコビッチ優勝と共に生涯グランドスラム達成を予想していたと思います。
私もジョコビッチの優勝に疑いはありませんでした。
しかし、蓋を開けてみれば、序盤こそジョコビッチリードで、やっぱりね、という展開でしたが2セット中盤から何だか怪しい雰囲気になり、その勢いのままワウリンカが押し切りました。
あれだけスーパーショットというか、神憑りなショットが入れば誰も勝てません。
ワウリンカ、素晴らしかったです。
ジョコビッチの弱点と題しましたが、私なりの見解です。
昨年、錦織がジョコビッチに勝った全米オープンのときのジョコビッチに似ていた気がします。
その時は、若干守りに徹していたジョコビッチは、錦織の覚醒を手助けして最後は手も足も出ない状態・・・。
今回の決勝も何となく、繋ぎに徹していて、準決勝までのジョコビッチではなかったですよね。
もちろん、ワウリンカの攻めがそうさせたわけですが、その攻めを引き出してしまったのもジョコビッチではないでしょうか??
ここに関しては、メンタル面からくるものな気がします。
心技体のうち、技・体はパーフェクトなジョコビッチ。
唯一、「心」が完成されていないのでしょうか。
以前のブログで、錦織が勝つにはキレるジョコビッチを...と書きました。
キレる、というのはイライラするということだけでなく、ビビる、怖くなる、といった面も含みます。
そういったものが今回のような敗戦に繋がってしまいます。
勝利の女神はラケットを折るような選手に栄光は与えません。
生涯グランドスラマーとは精神も鍛え上げられなければなれない、ということだと思います。
(と、言いつつもフェデラーもどこかのハードコートの試合でラケットをぐしゃぐしゃに折っていましたが。)
そういった意味で言えば、ナダルは完璧でしょう。
ナダルがラケットを折ったのは見たことありません。
これがゴールデングランドスラマーなんでしょうかね。
もう一つ、ジョコビッチはドローにも恵まれなかったのかもしれません。
相手が強くてハードな試合、という意味ではなく、精神状態に影響の出やすいドローという意味です。
結果論ですが。
準々決勝で早くもナダルと対戦し、しかも圧勝。
調子のあげてきているマレーと準決勝で当たりフルセットの熱戦で勝利。
その時点で優勝がチラついたかもしれません。
もちろん、大方の予想はジョコビッチ有利の評価。
(その辺は全米の錦織と似ていますね。)
決勝ではさらっと1セットを獲り、確実に優勝が見えてきました。
ちょっとした隙を見せた瞬間にワウリンカを覚醒させ、後戻りできませんでした。
我々には想像もつかないほどの重圧とストレスの中で決勝に進んだわけです。
厳しいトップハーフを見事に勝ちぬき、決勝も絶好のスタートを切れた。
何かネジが外れても不思議ではないですよね・・・。
そう考えると、少し可哀想な気もします。
しかし、ここでしっかりとネジを締め、ストレートで勝てるまで成長しないといけません。
フェデラーはしっかりと締めてソダーリングをストレートで降して成し遂げました。
ジョコビッチも必ず出来るはず!
話は早いですが、来年、このメンタルを克服して真の王者となり、優勝してくれると思います。
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