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2014年11月26日

ボレーの打点について。その2


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引き続きボレーの打点についてです。

単純に考えてみましょう。

ボレーの際に真横を向くわけではありませんが、上体を捻ってターンします。
フォアに来たら右に、バックに来たら左にターンです。

一応、以前に載せた動画をもう一度。


その際の右肩はどうなっているか。
当たり前ですが、フォアは後ろに、バックは前にきます。
ということは、力の入りやすいポイントはフォアよりバックのほうが前になります。

ボレーの打点は「前」という表現がアバウトすぎるのはこの辺です。
前は前でもバックのほうが更に前・・・みたいな・・・。

まぁ、ここまでは理解できる範囲内です。

問題はここから。

足元に沈んでくるボールが来たとします。
自分の立っているところより50センチくらい前にバウンドしそうな状況です。
フォア側にきた場合と、バック側にきた場合と2通りイメージして下さい。

バックは右手を伸ばしてノーバウンドでとれると思います。

フォアは右肩が後ろにあるためノーバウンドでは取れないんじゃないでしょうか??
もしノーバウンドで取るのであればかなり体が開いた状態で、さらにヘッドが落ちてボールは浮きがちです。
なので、私はハーフボレーで処理するでしょう。

同じようなボールが来てもフォアの場合とバックの場合で処理の仕方が変わってくる・・・ってのがわかりづらいところです。
バックは打点が前になればなるほど体は開きません。むしろ横向き感が強くなります。
反対に、フォアは打点が前になればなるほど体が開きボールが浮きやすくなります。

この辺がフォアボレーの難しいところ。
それを踏まえて、フォアボレーの大事な点を書いておきましょう。

「いかに引き付けて力の入る打点で取れるか」

これに尽きます!

次回練習時に気を付けてみましょう。
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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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