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2014年09月03日

最近の女子テニスのスタイルの傾向


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全米オープンの女子は波乱が起きていますが、ここ数年ですこし女子テニスが変わっている気がします。

世代交代とかそういった意味合いではなく、テニスのスタイル的なところです。

以前は、セレナ、シャラポワに代表されるように完全にパワーテニス。
当然、そのプレーを崩そうと、その他選手もパワーテニスを目指していました。

ところが、まともに成功した例はアザレンカ、リシツキくらいではないでしょうか。

そこで最近、多いなと感じるのはタイミングの速いテニス。

若手有望株のブシャールがその例で、今、全米で活躍しているベンチッチ、ルチッチ、ラドバンスカ、などです。
彼女らはそんなに大型な選手ではありません。
まぁ、大きい人もいますが。

そこでライジングで対抗しようと決めています。
そんなテニスと言えば、20年前にグラフに対抗した伊達です。

今現在、伊達のテニスのドライブバージョンが流行りだしている…。
そんな気がしています。

その結果、姿勢を良くして軸を作り、若干反り気味にして体幹を使って打つ・・・というスタイルでなくなっています。
全てではないにしても若干前傾姿勢で、ボールのあがりっぱなを押さえて打ちこむ、
こんなスタイルが多いです。
卓球の打ち方をイメージすると似ているかもしれません。
タイミングやボールの入り方が非常に難しいですが、相手としては当然パワー、スピードを出せば出すほど
やられてしまう可能性も出てくるわけです。

私個人の見解ですが。

そんな感じで女子のテニスを見てみると、ブシャールなんかたまにあり得ないアウトをしますよね?
あれはボールのとらえ方の失敗で、タイミングが狂った結果です。

パワープレーヤー
スピンプレーヤー
ライジングプレーヤー

なんだか
グラフ
アランチャ・サンチェス
伊達公子

セレナ
ハレップ
ブシャール

とこんな分け方でしょうかね。
そんな見方で全米観るのも楽しいかもしれませんよ。

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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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