2016年12月18日
FF15はウィッチャー3を超えられたか 前編(ネタバレ)
こんばんわ、もんじです。
先日、FF15をクリアしました。
クリア時間は70時間ほど。
でも、放置していた時間もあるので実質60時間くらいかな?
私的にはかなりおもしろかったです。
でも、満を持して発売された開発期間10年に及ぶ超大作「FF15」ですが、RPGの最高傑作であり、今後これ以上のものは出ないだろうと言われる「ウィッチャー3」を超えることが出来たのか。
私なりの感想を書いていこうと思います。
(FF15はDLCが出てないので、ウィッチャーの方もDLC抜きで比較します)
(※ネタバレの内容も含みますのでご注意ください)
システムと一言で言っても色々ありますが、まずはRPGの醍醐味であるキャラクターの成長システムについて。
キャラの成長
FF15はオーソドックスなレベルとアビリティを基本に、スキルというシステムがあります。
それに比べてウィッチャーの方は、レベルとアビリティという基本のみ。
欲しいアビリティを取得するためには、その前段のアビリティを取らなければならないというツリー型にどちらもなっているんですが、ウィッチャーの方はアビリティをセットする数が決められています。
なので、どうしてもいらないスキルにアビリティポイントを振らなければならないようになっています。
この死にスキルがあるために、どうもレベルアップの快感が少なく感じてしまいます。
(DLC2 血塗られた美酒で少し改善しましたが)
一方FF15は取得したアビリティは全て発動するし、スキルという概念もあるので、キャラを育てるのが楽しかったです。
それと、経験値の取得方法ですが、ウィッチャーは敵を倒しても微々たるものしか貰えないので、レベルはクエストの完了後に貰える経験値で上げていくことになります。
なので、雑魚敵と戦うのに虚しさを感じていました。
FFの方は、雑魚敵でもまずまずの経験値を貰えるので、積極的に戦いを仕掛けていってました。
宿屋かキャンプで宿泊しないと経験値が清算されませんが、そんなに気になるものでもなく、宿のランクによって清算される経験値が増えるので、経験値がたくさんあるから高い宿に泊まるかーってな感じで宿の差別化がよく出来ていると思います。
ドラクエみたいにわざわざ安い宿までルーラし、一生そこでしか宿泊しないなんてことにはなりません(笑)
というわけで、私的にはFF15の勝ち。
マップの広さ
箱庭ゲーの醍醐味であるマップの広さについてですが、これはどちらもかなり広いと思います。
FF15の序盤では、「えっ!こんなに狭いの!?」と思いましたが、中盤でのマップはかなり広かったです。
ただ、ウィッチャーの方はマップが4つあるので、それを含めるとウィッチャーの方が広いと思います。
なのですが、スケリッジはほとんど海なので、ちょっと微妙なところもありますが・・・。
でもやっぱりウィッチャーでしょう。
感覚的にはノヴィグラドとヴェレンのマップだけでFFと同じくらいかな?
というわけで、ここはウィッチャー。
お金
これはどちらもクエストを完了した達成報酬と、拾ったアイテムの売却が主な手段となりますが、ウィッチャーの方は重量制限があるので、いちいち街に戻る必要があり煩わしい。
しかも店に所持金額という概念があるので、売りたいがために色々な街を回るか瞑想しまくって時を進める必要があります。
しかもしかも、売るアイテムの種類によって売れる金額が違うので(武器は武器屋とか)、面倒くささに拍車が掛かります。
FFはそのような煩わしさはないですが、アイテムによっては後のイベントで集める対象であったり、武器の改造に必要なアイテムだったりするので、気軽に売れません。
ウィッチャーは大事なアイテムはクエストアイテムとして扱われ、売れないようになっているので、気軽に売ることが出来ます。
まぁそのことを差し引いてもFFですね。
装備
武器はノクトが4つ、仲間は2つ装備出来ますが、出てくる武器がめっちゃ少ないです。
それぞれの武器の種類(剣とか槍とか)ごとに10個あるかないかです。
歴代の王の剣という強い武器もあるのですが、使用するとHPが減る・・・。
なので多用できません・・・。
ウィッチャーの方は、銀の剣・鋼の剣・弓と装備できる種類としては少ないですが、多数あります。
しかも、種類が同じ武器でも性能はランダムで付加効果が付くため、相当な数になります。
防具については、FFはアクセサリーと服装のみとかなり少ないです。
今までと違って服装が装備出来る分マシかな?
ただ、アクセサリーはまずまずの種類がありますが、服装は10もないんじゃないかな?
ウィッチャーはブーツ、鎧、ズボン、小手と、全身の一か所一か所に装備できます。
また、軽装・中装・重装とそれぞれに特徴もあり、付加効果を考えながら自分の好きなようにコーディネート出来るのが面白いですね。
というわけで、ここはウィッチャーに一票。
移動
移動手段はウィッチャーは馬(ローチ)と船、そして標識でのファストトラベルが基本ですが、標識まで行くのが超面倒です。
FFはの移動手段は車、チョコボ、飛行機?(まだ見てない)、そしてファストトラベルも方法がいくつかあり、車でのファストトラベル、どこからでも最後に泊まった場所へのファストトラベル、ダンジョンの中ではいつでも入口に戻れるファストトラベルがあり便利です。
また、ウィッチャーの馬もいいのですが、FFの車は色々とカスタムができて楽しいです。
車はぶつかったらボコボコになるし、ガソリンも入れる必要があったりして、現実っぽくなっています。
また、車は基本、オートドライブ(イグニスが運転)なので、美しい景色をゆっくり眺めることも出来ます。
チョコボはレベルの概念があり成長するので、走らせがいがあります。
そして車もチョコボも乗っていて単純に楽しいです。
ファストトラベル出来るのに、わざわざ車でのんびり行ったりしてました(笑)
でも、透明な壁が多すぎて、オープンワールド感が微妙です。
明らかに飛び越えられるだろ?っていうガードレールとかでも飛び越えられないところがある。
なにこれ?
ちょっと離れたところに降りる階段があるんだから飛び越えられてもいいでしょ。
それと崖とかにも壁があって落ちる心配がないので、恐怖感を感じない。
ウィッチャーでは即死なので、崖の上の細い道とか通るときはドキドキするのに。
これは新設設計なのかな?
それと、クリア後に車が飛行形態にすることが出来るのですが、驚愕の不自由。
透明な壁ばかりあるし、道路にしか降りられない。
これ・・・車の方が速いんじゃね・・・。
ここは微妙なところですが、色々と便利なのでFFかなぁ。
仲間
ウィッチャーでは基本一人で行動し、たまに誰かとパーティーを組む程度です。
もちろん仲間に装備させることなどは出来ません。
FFは頼もしい?仲間が4人いて、この4人で行動しますが・・・・・・全部男・・・。
ムサ過ぎる!
普通は女キャラがいますよね!?
プロンプトいらんから、女キャラ出して欲しかった。
イリス入れれば良かったのに・・・。
あと、この4人のムサい男たちは良く喋ります。
喋るのはいいのですが、セリフはほとんど同じ・・・。
しかも一番多いセリフが
「あっちいな」「だな」
「さみぃな」「だな」
「ぱぱぱんぱーぱーぱっぱぱーん」「上機嫌だなー」
「気を付けろ!」「悪かったって!」(武器交換したとき)
「ライン交換した方がいいんじゃないか?」(釣りのとき)
なんかね、脱力します。
特にプロンプトの発言がもう痛すぎてツライ。
こんなんならゲラルトの一匹狼の方がカッコ良いです。
とまぁ色々問題はありますが、システムとしては総合的にFF15の方が私の好みではありました。
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ウィッチャーは言わずもがな素晴らしいストーリーで、めっちゃ泣きました。
ぜひ皆さんもやってください!と思わず勧めてしまうほどの切なくて悲しく、たくさんの気持ちが織りなす物語が詰まった極上のストーリーでした。
一方、FF15は・・・これはないわぁ・・・。
FFと言えば感動のストーリー。
FF10でめちゃくちゃ泣いた記憶があります。
正直、ひどいと言われているFF13よりもひどい。
ウィッチャーもFF15も主要人物が死にますが、例えばウィッチャーのヴェセミル。
ゲラルトの師匠でもあり、シリのおじいちゃん的な存在で、死ぬまでの過程がとても光っていたため死んだときは涙が止まりませんでした。
FF15ではルーナやレイヴスが死にますが、それまでほとんど会っていないし、一緒に行動もしてないし、出てくるのは過去のCGでのシーンだけ。
レイヴスに関してはラジオで処刑が決まりました。だけ。
なので、ぜんぜん思い入れが出来ない内に死ぬので、えっ!?ホントに死んだの!?って感じ。
ぜんぜん悲しくない。
イグニスが失明した時も、勝手にどっかでやられてるので、何の感情もない。
キャラの背景が薄っぺらすぎる。
それと説明が少なすぎだし、ご都合主義すぎる!
何のために目的地に行ってるのかわからない時があるので、マーカーを追うだけ。
他には、帝国に侵入している時に、プロンプトが帝国出身だから鍵は全部開けられるとか、アーデンが特殊能力で変身できたりとか。
特に酷いのは、ノクトがなぜ10年も岩牢に入ってたのかも説明なし。
クエスト情報でクリスタルの力を吸収していたとわかったけど、それを吸収して何がどう変わったのかも説明なし。
岩牢に船が来ていたのは何故か、ノクトのいる場所をどうやって見つけたのか不明。
アンブラ(犬)が手紙を届けたときも、「ハンマーヘッドで待っている」と書いてあるのですが、なぜ10年後に?
クリスタルの力を取り込むだけの期間がわかっていたの?
その辺の説明は一切なし。
そしてハンマーヘッドで仲間と再会したときに「いろいろと話すことがあるんだ」と言ったので、あーここで説明があるのね、と思っていたけど何もなし。
ただ宿泊しただけ。
あーだったら、この荒廃した世界を一緒に回ったりして、少しずつ説明があるんだろうな、って思ったけど突然のメッセージで「ハンマーヘッドを出ると最終決戦です」
ウソでしょ!?
こんな状態で終わらせるの!?
王家の剣とか全然集まってないよ!?
イフリートからの啓示も受けてないよ!?(最後に突然出てくる。火山にいるべきではないのか?)
テネブラエ行くって言ってたけど行ったの?いつ?
なんかね、早く発売するために急ピッチで作業した感がハンパなかったです。
もうご都合主義すぎる。
10年の空白期間も、イグニスが失明状態から普通に戦えるようにするための安易な考えではないのか?
FF15の現代的でもあり、ファンタジーでもある世界観はとても良かったし、王都が新宿をイメージしてるとことかセンスありありなのに、とても残念です。
それと、仲間が囚われて緊張感があるシーンなのに
「廊下長すぎだろ」とか「落ちたら死ぬなぁ」とか軽口ばっかり喋るところはどうにか出来なかったのだろうか・・・。
そんなこと言われたら一気に冷めます。
途中まではチャラ男でもいいけど、締めるところはちゃんとう締めようよ・・・。
メインクエストはこんな有様ですが、サブクエストの方はどうでしょうか。
ウィッチャーのサブクエは一つ一つに物語があり、ゲラルト探偵が情報を集めて敵を特定、その後敵への対策をし、さぁ対面。
そしてくるっと剣をまわす。
めちゃくちゃかっこいいです。
私、男ですが惚れてしまいます。痺れます!
結末はハッピーエンドだけでなく悲しい結末も多く、最後にどうしようもない二者択一を選ばなければならないなど、凝った物語が多い内容となっていました。
FFはどうでしょうか。
まだすべてのクエストをやったわけではないのですが、ほとんどお使いだらけです。
〜を取ってこい、〜を倒してこいと。
まぁでも、そんなに苦痛ではなかったですね。
なぜなら、【移動】の項目でも述べましたが、単純に移動するだけでも楽しいし、後ほど書きますが戦闘が楽しいです。
夜とかだとシガイという強敵も沸くので、つえぇーー!とか思いながら楽しく走り回ってました(笑)
こういう楽しみ方が出来ない方にはただのファストトラベルゲーですね。
ほとんどの時間、ローディング画面を見ることに・・・。
特に、このエリアのどこかにある〜を探せっていうパターンのクエストはウンザリ。
ウィッチャーだと、ウィッチャーの感覚っていう特殊能力で発見できるのですが、FFは目で探さないといけないのでホントに苦痛でした。
クエストの数はどっちも多いです。
質とボリュームはウィッチャーが圧倒的ですが、数だけ見ると印象的には一緒くらいかな?
長くなったので、一旦ここで切ります。
今のところはウィッチャーが一歩リードというところでしょうか。
次回はバトルとクリア後の要素について比較していきたいと思います。
それでは後編につづく。
FF15はウィッチャー3を超えられたか 後編: BFuture
先日、FF15をクリアしました。
クリア時間は70時間ほど。
でも、放置していた時間もあるので実質60時間くらいかな?
私的にはかなりおもしろかったです。
でも、満を持して発売された開発期間10年に及ぶ超大作「FF15」ですが、RPGの最高傑作であり、今後これ以上のものは出ないだろうと言われる「ウィッチャー3」を超えることが出来たのか。
私なりの感想を書いていこうと思います。
(FF15はDLCが出てないので、ウィッチャーの方もDLC抜きで比較します)
(※ネタバレの内容も含みますのでご注意ください)
システムについて
システムと一言で言っても色々ありますが、まずはRPGの醍醐味であるキャラクターの成長システムについて。
キャラの成長
FF15はオーソドックスなレベルとアビリティを基本に、スキルというシステムがあります。
それに比べてウィッチャーの方は、レベルとアビリティという基本のみ。
欲しいアビリティを取得するためには、その前段のアビリティを取らなければならないというツリー型にどちらもなっているんですが、ウィッチャーの方はアビリティをセットする数が決められています。
なので、どうしてもいらないスキルにアビリティポイントを振らなければならないようになっています。
この死にスキルがあるために、どうもレベルアップの快感が少なく感じてしまいます。
(DLC2 血塗られた美酒で少し改善しましたが)
一方FF15は取得したアビリティは全て発動するし、スキルという概念もあるので、キャラを育てるのが楽しかったです。
それと、経験値の取得方法ですが、ウィッチャーは敵を倒しても微々たるものしか貰えないので、レベルはクエストの完了後に貰える経験値で上げていくことになります。
なので、雑魚敵と戦うのに虚しさを感じていました。
FFの方は、雑魚敵でもまずまずの経験値を貰えるので、積極的に戦いを仕掛けていってました。
宿屋かキャンプで宿泊しないと経験値が清算されませんが、そんなに気になるものでもなく、宿のランクによって清算される経験値が増えるので、経験値がたくさんあるから高い宿に泊まるかーってな感じで宿の差別化がよく出来ていると思います。
ドラクエみたいにわざわざ安い宿までルーラし、一生そこでしか宿泊しないなんてことにはなりません(笑)
というわけで、私的にはFF15の勝ち。
マップの広さ
箱庭ゲーの醍醐味であるマップの広さについてですが、これはどちらもかなり広いと思います。
FF15の序盤では、「えっ!こんなに狭いの!?」と思いましたが、中盤でのマップはかなり広かったです。
ただ、ウィッチャーの方はマップが4つあるので、それを含めるとウィッチャーの方が広いと思います。
なのですが、スケリッジはほとんど海なので、ちょっと微妙なところもありますが・・・。
でもやっぱりウィッチャーでしょう。
感覚的にはノヴィグラドとヴェレンのマップだけでFFと同じくらいかな?
というわけで、ここはウィッチャー。
お金
これはどちらもクエストを完了した達成報酬と、拾ったアイテムの売却が主な手段となりますが、ウィッチャーの方は重量制限があるので、いちいち街に戻る必要があり煩わしい。
しかも店に所持金額という概念があるので、売りたいがために色々な街を回るか瞑想しまくって時を進める必要があります。
しかもしかも、売るアイテムの種類によって売れる金額が違うので(武器は武器屋とか)、面倒くささに拍車が掛かります。
FFはそのような煩わしさはないですが、アイテムによっては後のイベントで集める対象であったり、武器の改造に必要なアイテムだったりするので、気軽に売れません。
ウィッチャーは大事なアイテムはクエストアイテムとして扱われ、売れないようになっているので、気軽に売ることが出来ます。
まぁそのことを差し引いてもFFですね。
装備
武器はノクトが4つ、仲間は2つ装備出来ますが、出てくる武器がめっちゃ少ないです。
それぞれの武器の種類(剣とか槍とか)ごとに10個あるかないかです。
歴代の王の剣という強い武器もあるのですが、使用するとHPが減る・・・。
なので多用できません・・・。
ウィッチャーの方は、銀の剣・鋼の剣・弓と装備できる種類としては少ないですが、多数あります。
しかも、種類が同じ武器でも性能はランダムで付加効果が付くため、相当な数になります。
防具については、FFはアクセサリーと服装のみとかなり少ないです。
今までと違って服装が装備出来る分マシかな?
ただ、アクセサリーはまずまずの種類がありますが、服装は10もないんじゃないかな?
ウィッチャーはブーツ、鎧、ズボン、小手と、全身の一か所一か所に装備できます。
また、軽装・中装・重装とそれぞれに特徴もあり、付加効果を考えながら自分の好きなようにコーディネート出来るのが面白いですね。
というわけで、ここはウィッチャーに一票。
移動
移動手段はウィッチャーは馬(ローチ)と船、そして標識でのファストトラベルが基本ですが、標識まで行くのが超面倒です。
FFはの移動手段は車、チョコボ、飛行機?(まだ見てない)、そしてファストトラベルも方法がいくつかあり、車でのファストトラベル、どこからでも最後に泊まった場所へのファストトラベル、ダンジョンの中ではいつでも入口に戻れるファストトラベルがあり便利です。
また、ウィッチャーの馬もいいのですが、FFの車は色々とカスタムができて楽しいです。
車はぶつかったらボコボコになるし、ガソリンも入れる必要があったりして、現実っぽくなっています。
また、車は基本、オートドライブ(イグニスが運転)なので、美しい景色をゆっくり眺めることも出来ます。
チョコボはレベルの概念があり成長するので、走らせがいがあります。
そして車もチョコボも乗っていて単純に楽しいです。
ファストトラベル出来るのに、わざわざ車でのんびり行ったりしてました(笑)
でも、透明な壁が多すぎて、オープンワールド感が微妙です。
明らかに飛び越えられるだろ?っていうガードレールとかでも飛び越えられないところがある。
なにこれ?
ちょっと離れたところに降りる階段があるんだから飛び越えられてもいいでしょ。
それと崖とかにも壁があって落ちる心配がないので、恐怖感を感じない。
ウィッチャーでは即死なので、崖の上の細い道とか通るときはドキドキするのに。
これは新設設計なのかな?
それと、クリア後に車が飛行形態にすることが出来るのですが、驚愕の不自由。
透明な壁ばかりあるし、道路にしか降りられない。
これ・・・車の方が速いんじゃね・・・。
ここは微妙なところですが、色々と便利なのでFFかなぁ。
仲間
ウィッチャーでは基本一人で行動し、たまに誰かとパーティーを組む程度です。
もちろん仲間に装備させることなどは出来ません。
FFは頼もしい?仲間が4人いて、この4人で行動しますが・・・・・・全部男・・・。
ムサ過ぎる!
普通は女キャラがいますよね!?
プロンプトいらんから、女キャラ出して欲しかった。
イリス入れれば良かったのに・・・。
あと、この4人のムサい男たちは良く喋ります。
喋るのはいいのですが、セリフはほとんど同じ・・・。
しかも一番多いセリフが
「あっちいな」「だな」
「さみぃな」「だな」
「ぱぱぱんぱーぱーぱっぱぱーん」「上機嫌だなー」
「気を付けろ!」「悪かったって!」(武器交換したとき)
「ライン交換した方がいいんじゃないか?」(釣りのとき)
なんかね、脱力します。
特にプロンプトの発言がもう痛すぎてツライ。
こんなんならゲラルトの一匹狼の方がカッコ良いです。
とまぁ色々問題はありますが、システムとしては総合的にFF15の方が私の好みではありました。
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ストーリーについて
ウィッチャーは言わずもがな素晴らしいストーリーで、めっちゃ泣きました。
ぜひ皆さんもやってください!と思わず勧めてしまうほどの切なくて悲しく、たくさんの気持ちが織りなす物語が詰まった極上のストーリーでした。
一方、FF15は・・・これはないわぁ・・・。
FFと言えば感動のストーリー。
FF10でめちゃくちゃ泣いた記憶があります。
正直、ひどいと言われているFF13よりもひどい。
ウィッチャーもFF15も主要人物が死にますが、例えばウィッチャーのヴェセミル。
ゲラルトの師匠でもあり、シリのおじいちゃん的な存在で、死ぬまでの過程がとても光っていたため死んだときは涙が止まりませんでした。
FF15ではルーナやレイヴスが死にますが、それまでほとんど会っていないし、一緒に行動もしてないし、出てくるのは過去のCGでのシーンだけ。
レイヴスに関してはラジオで処刑が決まりました。だけ。
なので、ぜんぜん思い入れが出来ない内に死ぬので、えっ!?ホントに死んだの!?って感じ。
ぜんぜん悲しくない。
イグニスが失明した時も、勝手にどっかでやられてるので、何の感情もない。
キャラの背景が薄っぺらすぎる。
それと説明が少なすぎだし、ご都合主義すぎる!
何のために目的地に行ってるのかわからない時があるので、マーカーを追うだけ。
他には、帝国に侵入している時に、プロンプトが帝国出身だから鍵は全部開けられるとか、アーデンが特殊能力で変身できたりとか。
特に酷いのは、ノクトがなぜ10年も岩牢に入ってたのかも説明なし。
クエスト情報でクリスタルの力を吸収していたとわかったけど、それを吸収して何がどう変わったのかも説明なし。
岩牢に船が来ていたのは何故か、ノクトのいる場所をどうやって見つけたのか不明。
アンブラ(犬)が手紙を届けたときも、「ハンマーヘッドで待っている」と書いてあるのですが、なぜ10年後に?
クリスタルの力を取り込むだけの期間がわかっていたの?
その辺の説明は一切なし。
そしてハンマーヘッドで仲間と再会したときに「いろいろと話すことがあるんだ」と言ったので、あーここで説明があるのね、と思っていたけど何もなし。
ただ宿泊しただけ。
あーだったら、この荒廃した世界を一緒に回ったりして、少しずつ説明があるんだろうな、って思ったけど突然のメッセージで「ハンマーヘッドを出ると最終決戦です」
ウソでしょ!?
こんな状態で終わらせるの!?
王家の剣とか全然集まってないよ!?
イフリートからの啓示も受けてないよ!?(最後に突然出てくる。火山にいるべきではないのか?)
テネブラエ行くって言ってたけど行ったの?いつ?
なんかね、早く発売するために急ピッチで作業した感がハンパなかったです。
もうご都合主義すぎる。
10年の空白期間も、イグニスが失明状態から普通に戦えるようにするための安易な考えではないのか?
FF15の現代的でもあり、ファンタジーでもある世界観はとても良かったし、王都が新宿をイメージしてるとことかセンスありありなのに、とても残念です。
それと、仲間が囚われて緊張感があるシーンなのに
「廊下長すぎだろ」とか「落ちたら死ぬなぁ」とか軽口ばっかり喋るところはどうにか出来なかったのだろうか・・・。
そんなこと言われたら一気に冷めます。
途中まではチャラ男でもいいけど、締めるところはちゃんとう締めようよ・・・。
メインクエストはこんな有様ですが、サブクエストの方はどうでしょうか。
ウィッチャーのサブクエは一つ一つに物語があり、ゲラルト探偵が情報を集めて敵を特定、その後敵への対策をし、さぁ対面。
そしてくるっと剣をまわす。
めちゃくちゃかっこいいです。
私、男ですが惚れてしまいます。痺れます!
結末はハッピーエンドだけでなく悲しい結末も多く、最後にどうしようもない二者択一を選ばなければならないなど、凝った物語が多い内容となっていました。
FFはどうでしょうか。
まだすべてのクエストをやったわけではないのですが、ほとんどお使いだらけです。
〜を取ってこい、〜を倒してこいと。
まぁでも、そんなに苦痛ではなかったですね。
なぜなら、【移動】の項目でも述べましたが、単純に移動するだけでも楽しいし、後ほど書きますが戦闘が楽しいです。
夜とかだとシガイという強敵も沸くので、つえぇーー!とか思いながら楽しく走り回ってました(笑)
こういう楽しみ方が出来ない方にはただのファストトラベルゲーですね。
ほとんどの時間、ローディング画面を見ることに・・・。
特に、このエリアのどこかにある〜を探せっていうパターンのクエストはウンザリ。
ウィッチャーだと、ウィッチャーの感覚っていう特殊能力で発見できるのですが、FFは目で探さないといけないのでホントに苦痛でした。
クエストの数はどっちも多いです。
質とボリュームはウィッチャーが圧倒的ですが、数だけ見ると印象的には一緒くらいかな?
長くなったので、一旦ここで切ります。
今のところはウィッチャーが一歩リードというところでしょうか。
次回はバトルとクリア後の要素について比較していきたいと思います。
それでは後編につづく。
FF15はウィッチャー3を超えられたか 後編: BFuture
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ウィッチャー好き嬉しいです!
私もFFはオンライン以外は全てプレイして、悪評の高い13も割と悪くはなかったな、と思ったほどなのですが、FF15はあんまりでしたね…。
比較した理由は、15は待ちに待ったFFで、映画とかアニメとかでさんざん盛り上げた大型RPGだったからです。
ウィッチャーはゲラルトがカッコ良すぎて、たまにPVなど見るといまだに震えますね。
日本のRPGにはもっとがんばって欲しいところですね。
あ、私的にはドラクエ15は素晴らしかったと思います!
私は過去のFFの大ファンで初代からプレイし、少なくとも10-2を除く12までは満足した程度のファンです。
そんなFFファンだった人間でさえそう思います。
ウィッチャー3は悔しいですが、全盛期のFF7でさえ及ばないレベルのRPGですからね。
FF13や15のレベルだと、せいぜいドラクエですよ、比較対象は。