2015年03月14日
月はどうやって誕生したのか?
こんにちわ、もんじです。
本日は我々にとって馴染みの深い月について語りたいと思います。
夜空に浮かぶ月は我々人類にとっては、最も身近な天体ですね。
なので、古くから多くの人々が月について研究してきました。
当然、月の起源についても議論されてきています。
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月の起源については様々な仮説が生み出されてきましたが、現在では主に次の4つの仮説が代表的なものになります。
1.分裂説
2.他人説
3.兄弟説
4.ジャイアントインパクト説
1.分裂説
この説は「親子説」や「出産説」とも呼ばれています。
どのような説かというと、地球の自転による遠心力で地球の一部が飛び出し、それが月になったという説です。
しかしこの説には月が地球から飛び出すほど自転が速かったのか?という疑問がまだ残っており、その証明が出来ていない状況です。
2.他人説
この説は「捕獲説」や「配偶者説」とも呼ばれています。
遠くから月が地球に接近してきて、地球の重力が捕らえたという説です。
しかしこの説にも説明できないところがあります。
月の構成物質は地球と類似しているのですが、月が外からきた天体だったら地球と似ているはずがないのです。
この部分について説明できない状況です。
3.兄弟説
この説は「共成長説」とも呼ばれています。
地球が宇宙のガスから生まれる際に、月も同じガスから誕生したとされる説です。
しかし、この説も突っ込みどころがあるんです。
ちょっと難しい話になりますが、この説だと地球と月の角運動量(回転する物体の動きを表す量のひとつ)について説明が出来ない状態です。
4.ジャイアントインパクト説
この説は「巨大衝突説」とも呼ばれています。
地球が出来て間もないころに、火星くらいの大きさの原始惑星が地球に衝突し、その際に飛び出した地球の物質と衝突した惑星の物質とが混ざり合って月が誕生したという説です。
この説は他の3つの説の疑問点をすべて説明できます。
なので、現在最も有力視されている説です。
ただ1つ、そんなに大きな天体が衝突したなら、月だけでなく、たくさんの衛星が出来たのではないか?という疑問が残っています。
少し話は変わりますが、月の成り立ちにはおもしろい説があります。
それは 月はもともと二つ存在した という説です。
この説によれば、現在の月が生まれる前、地球には小さな衛星とその3倍程度の大きな衛星の2つがあったとされています。
この2つの衛星は8,000万年ほど何事もなく共存していたのですが、2つの衛星が地球から遠ざかり始めると、太陽の影響によって小さな衛星の軌道が不安定になり、大きい衛星へと引き寄せられていったんですね。
こうして2つの衛星は衝突するんですが、とっても遅い速度で衝突します(時速約7,100Km)
衝突の速度が遅かったために、クレーターができたり、岩石が飛び散ったりすることはなく、小さい衛星の方が砕けて飛び散ったといわれています。
この衝突で飛び散った小さい衛星の破片が、100万年ほどの間、地球に降り注いでいたと推測されています。
そのころの地球にはまだ生物はいないので残念なのですが、もし人類が居たら、空を覆いつくすような流れ星が毎日見れたことでしょう。
何個でも願いを言えますね(笑)
ここでジャイアントインパクト説に話を戻すと、ジャイアントインパクト説の疑問点として、複数の衛星が出来たのではないか?というものがありました。
この疑問は「月が生まれる前には2つの衛星があった」という仮説によって疑問の答えになるかもしれないのです。
おもしろいですね。
また、実は月の表側と裏側には違いがあります。
その違いは・・・
・月の表側の地形は比較的なだらかですが、裏側は起伏の激しい地形になっている。
・月の表側の物質の構成と、裏側の物質の構成では違いがある。
という2点です。
起伏の違いは2つの天体が衝突したという説で説明ができますが、物質の構成が違っているという点はまだ説明できる説が出ていません。
月は一番身近な天体ですが、まだまだ多くの謎を秘めた天体なのです。
でわでわ ( ´Д`)ノ~
本日は我々にとって馴染みの深い月について語りたいと思います。
夜空に浮かぶ月は我々人類にとっては、最も身近な天体ですね。
なので、古くから多くの人々が月について研究してきました。
当然、月の起源についても議論されてきています。
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月の起源についての4つの仮説
月の起源については様々な仮説が生み出されてきましたが、現在では主に次の4つの仮説が代表的なものになります。
1.分裂説
2.他人説
3.兄弟説
4.ジャイアントインパクト説
1.分裂説
この説は「親子説」や「出産説」とも呼ばれています。
どのような説かというと、地球の自転による遠心力で地球の一部が飛び出し、それが月になったという説です。
しかしこの説には月が地球から飛び出すほど自転が速かったのか?という疑問がまだ残っており、その証明が出来ていない状況です。
2.他人説
この説は「捕獲説」や「配偶者説」とも呼ばれています。
遠くから月が地球に接近してきて、地球の重力が捕らえたという説です。
しかしこの説にも説明できないところがあります。
月の構成物質は地球と類似しているのですが、月が外からきた天体だったら地球と似ているはずがないのです。
この部分について説明できない状況です。
3.兄弟説
この説は「共成長説」とも呼ばれています。
地球が宇宙のガスから生まれる際に、月も同じガスから誕生したとされる説です。
しかし、この説も突っ込みどころがあるんです。
ちょっと難しい話になりますが、この説だと地球と月の角運動量(回転する物体の動きを表す量のひとつ)について説明が出来ない状態です。
4.ジャイアントインパクト説
この説は「巨大衝突説」とも呼ばれています。
地球が出来て間もないころに、火星くらいの大きさの原始惑星が地球に衝突し、その際に飛び出した地球の物質と衝突した惑星の物質とが混ざり合って月が誕生したという説です。
この説は他の3つの説の疑問点をすべて説明できます。
なので、現在最も有力視されている説です。
ただ1つ、そんなに大きな天体が衝突したなら、月だけでなく、たくさんの衛星が出来たのではないか?という疑問が残っています。
少し話は変わりますが、月の成り立ちにはおもしろい説があります。
それは 月はもともと二つ存在した という説です。
この説によれば、現在の月が生まれる前、地球には小さな衛星とその3倍程度の大きな衛星の2つがあったとされています。
この2つの衛星は8,000万年ほど何事もなく共存していたのですが、2つの衛星が地球から遠ざかり始めると、太陽の影響によって小さな衛星の軌道が不安定になり、大きい衛星へと引き寄せられていったんですね。
こうして2つの衛星は衝突するんですが、とっても遅い速度で衝突します(時速約7,100Km)
衝突の速度が遅かったために、クレーターができたり、岩石が飛び散ったりすることはなく、小さい衛星の方が砕けて飛び散ったといわれています。
この衝突で飛び散った小さい衛星の破片が、100万年ほどの間、地球に降り注いでいたと推測されています。
そのころの地球にはまだ生物はいないので残念なのですが、もし人類が居たら、空を覆いつくすような流れ星が毎日見れたことでしょう。
何個でも願いを言えますね(笑)
ここでジャイアントインパクト説に話を戻すと、ジャイアントインパクト説の疑問点として、複数の衛星が出来たのではないか?というものがありました。
この疑問は「月が生まれる前には2つの衛星があった」という仮説によって疑問の答えになるかもしれないのです。
おもしろいですね。
また、実は月の表側と裏側には違いがあります。
その違いは・・・
・月の表側の地形は比較的なだらかですが、裏側は起伏の激しい地形になっている。
・月の表側の物質の構成と、裏側の物質の構成では違いがある。
という2点です。
起伏の違いは2つの天体が衝突したという説で説明ができますが、物質の構成が違っているという点はまだ説明できる説が出ていません。
月は一番身近な天体ですが、まだまだ多くの謎を秘めた天体なのです。
でわでわ ( ´Д`)ノ~
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