2008年11月19日
MRSAの悪夢!
「細菌は進化する!」からの続きです
さてさて、難しいとのコメントをいただきまして、
もう少し分かりやすく解説しますね
MRSAに限らず、細菌には
細胞壁というものがあります〜
細菌は細胞壁によって
身を守っているんですよ
この細胞壁は糖でできているんです
糖と糖をいっぱいくってけて細胞壁をつくるんです。。
糖をくっつける際に酵素をだすんですよ
その酵素の活性を失わせるのが
ペニシリンなんですね
MRSAは細胞壁を破壊する
ペニシリンという薬剤に対して、
ペニシリナーゼを産生するのです
ペニシリナーゼはペニシリンに
抵抗する物質ですね〜
それによってペニシリンは効かなくなるということです
さらに、MRSAは遺伝子を変化させました
遺伝子の変化により、薬剤に対して
耐える能力を手に入れたのです
MRSAの症状には、血液中にいっぱい
菌がまわってしまう敗血症や
腸炎や肺炎などがありますね
そうなると、ショックや心不全で
大変なことになるんです
ほとんどの抗生物質が効かない
MRSAを殺菌することが出来る
抗生物質にバンコマイシンがあります
しかし!バンコマイシン耐性ブドウ球菌
も2002年に報告されているんです
病原性の高いやつで、
その名もVRSAといいます
もぐら叩きなんです・・
我々が一生懸命生きているように、
細菌も一生懸命生きようとしているんです
皆様が幸せであることを心よりお祈りいたします
さてさて、難しいとのコメントをいただきまして、
もう少し分かりやすく解説しますね
MRSAに限らず、細菌には
細胞壁というものがあります〜
細菌は細胞壁によって
身を守っているんですよ
この細胞壁は糖でできているんです
糖と糖をいっぱいくってけて細胞壁をつくるんです。。
糖をくっつける際に酵素をだすんですよ
その酵素の活性を失わせるのが
ペニシリンなんですね
MRSAは細胞壁を破壊する
ペニシリンという薬剤に対して、
ペニシリナーゼを産生するのです
ペニシリナーゼはペニシリンに
抵抗する物質ですね〜
それによってペニシリンは効かなくなるということです
さらに、MRSAは遺伝子を変化させました
遺伝子の変化により、薬剤に対して
耐える能力を手に入れたのです
MRSAの症状には、血液中にいっぱい
菌がまわってしまう敗血症や
腸炎や肺炎などがありますね
そうなると、ショックや心不全で
大変なことになるんです
ほとんどの抗生物質が効かない
MRSAを殺菌することが出来る
抗生物質にバンコマイシンがあります
しかし!バンコマイシン耐性ブドウ球菌
も2002年に報告されているんです
病原性の高いやつで、
その名もVRSAといいます
もぐら叩きなんです・・
我々が一生懸命生きているように、
細菌も一生懸命生きようとしているんです
皆様が幸せであることを心よりお祈りいたします