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2024年06月30日

ミストVSレイジ

俺の名前は常盤レイジ
エルペタスの殺し屋ミストと対峙する特務六課の刑事だ!

俺は偶然にもミストと遭遇してしまう
奴の目的は中国から来た政治家の暗殺
エルペタスの目的は日本を再び大国にする事だった
そのために奴等は無関係な他国の政治家も手にかけている
警察の奴等はビビッて何もしないが
俺達、特務六課はエルペタスを危険な思想を持つ組織として
日々奴等の暗殺を阻止して来た

そして遂に俺はミストと対決する事に
死神羅漢の呉兄弟でさえ歯が立たなかったミスト
「特務六課を並の警察と思うなよ」
俺は奴に威嚇のつもりで言うが奴の顔は微動だにしない
レイジはミストに殴りかかるがそれは簡単にかわされた
それでもレイジには策がある
ストレートパンチはただのダミー、本命はこれだ!
「そら食らえ!」
奴の下半身への攻撃だ、だがそれを予測していたミストは攻撃をかわした
「無駄だ、私に攻撃は当たらない」
「余裕ぶっこいてんじゃねぇ!」
レイジはそれでもミストに殴りかかる
当たらない、でも確実だが奴の姿を捕らえて来ている
呉兄弟は負傷で戦えない
こいつの足さばきを見ていたレイジはまずそれを潰す事にした。

それはゼロ距離にする事
さすがのミストもそれに驚く
だが、それでもレイジはミストに掴みかかると同時に
「頭突きだー!」
レイジがミストの頭に頭突きをお見舞いする
「がっ!」
もうこうなればレイジの独壇場だ
レイジはひたすら頭突きをし続ける
「手前をこのまま・・・ぐっ!」
だが、その前にミストの剣がレイジの腹を貫く
たまらずミストから離れてしまうレイジ
その時、野次馬たちの声が聞こえて来た
「レイジ、勝負は預ける」
と言うとミストはその場から姿を消した

レイジはその場で膝を付く
勝負は互いの痛み分けに終わった。

おわり
posted by kenjikun at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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