ブラック書店

俺の名は常盤レイジ
この小さな喫茶店あらしでバイトをしている大学生である。

俺は今、とある事情でイタリアに来たのだが
そこでとんでもない事に巻き込まれる事になるなんて思いもしなかった

「ここがイタリアか」

俺がイタリアに来たのはマスターからの頼みだった

「レイジ、明日イタリアに行ってくれ」
「イタリアですか？」

何でもマスターの店のコーヒー豆が切れたらしく
その豆を仕入れる業者がイタリアにあるからだった
普通だったらネットで注文するのだが
マスターはそうゆうのに疎い人だった
店もあるので俺だけイタリアに来ている
業者に来た俺はマスターのよく使う豆を買いそのまま空港へと向かう
だが、この後とんでもない事が俺に襲い掛かるなんて知らなかった

それは空港へ向かう途中
一人の少女が俺の元に来る所から始まる
その直後に現れる複数人の男達
よく見ると手には銃が握られている
俺は少女を守りながら男達から逃げる
その瞬間に発砲する男達
そこから俺の逃亡劇とそいつ等との戦いが始まる

後から知ったがそいつ等はイタリアマフィアで少女はそこの前のボスの娘だった
組織を乗っ取った奴と俺はガチで殴り合いの末に勝利し俺は
日本へと帰国した

それからしばらくして少女、アリアがこの店にやって来た
あの後、組織は警察によって構成員が全員逮捕され解体される事になった
アリアは他に行く場所がなかったため俺が教えたバイト先に来たのだった
こうして喫茶店あらしに新しい従業員が増えたのだった。

おわり