レッドグレイブの戦いから数日後
俺はダンテの事務所の店番をしていた。
ダンテが魔界から帰って来てもいいように事務所と人間界を守る
それが今の俺の日常。厳密には俺ではなくモリソンが経営してるのだが
モリソンは情報屋なので基本的に依頼は俺がやっている
そんなある日、テレビのニュースではある情報が放送されていた
内容は、最近各国の都市が消滅する事件の事だ連日連夜放送されていた
まぁ、そんなの今の俺にはまったく関係ない事だと思っていた
そう、あの日までは。
運命の日、俺はいつものように事務所のソファで寝ていた
突然の地鳴りで目が覚めたと同時にあらゆる物が消滅して意識を失った
再び目が覚めると俺は洞窟の中にいた
洞窟内を歩いていると俺の前に一人の少女が現れた
目の前の少女が突然俺に襲い掛かる
攻撃をかわし銃を抜いて少女を撃つ、撃たれると少女の体は消滅した
「あー、何やってんだよお前!」
少女を倒し終えた俺の前に現れた一人のクソガキ
「俺のスラピョンが」
「名前でも書いてあったのか?」
俺は当たり前の事を言うとクソガキが反応する
「とにかく!」
俺はクソガキにスマホの画面を向けた
「セキュア」
と言うとクソガキの体がスマホの中に吸い込まれていった
「何だったんだ?頭に浮かんだ言葉を言ったら吸い込まれたぞ」
スマホにはあのクソガキが映っていた
(おいこらー!出せー!出しやがれー!)
と言っているが俺には全然聞こえていないさっきの少女は一体何なのか
それがこの世界における魔物と呼ばれる存在だと知ったのは
それからしばらくした後の事だった
その日俺は異世界転移をしてしまった
異世界を救うために戦う事になるのだがそれはまだ先の事。
終わり
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