家族も、恋人も、生きがいも、やる気も、健康も、生きる意味さえも・・・」
中年男性の〈ぼく〉が問いかける、「幸せの在り処」の物語。
人生の節目、折り返し地点、中年期を迎えてふりかえってみると、「なにもない自分」に気づきます。
奮起して「望ましい自分」になることができる人は、まだ幸せと言えるかもしれません。
しかし、歳を重ね行くことで、気力や意欲、その他世の中が評価するものさえ失って、
途方に暮れることもあります。
歳を取り、多くの力を失い、なお「なにもない自分」には、もうなんの幸せも見つけることはできないのか・・・。
心の奥深くに湧くつぶやきのような小さな物語を通して、たとえなにも持っていなくても、
見つけることができる〈幸せ〉について描いています。
「なにもない」ことによって、かえって見つけることができるものがあることを描く、
まったく新しい〈大人のための絵本〉です。
人生に疲れたとき、幸せを手に入れる望みを失っているとき、
「なにもない自分、何者でもない自分」に嫌気がさしているとき、
生きること自体に価値を見出せないときに
読んで頂きたい物語です。
タイトルに惹かれ読んでみました。
さっと読めます。絵が可愛らしく、読んだ後にあたたかな気持ちになれます。
押し付けがましい内容では全くありません。
ネタバレはしたくないので詳しい内容は書きませんが、疲れた夜や落ち込んだ時におすすめです。
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