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高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
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2023年05月17日

子どもたちに読んで欲しいなぁ。 「本を守ろうとする猫の話」  夏川草介

「神様のカルテ」のベストセラー

作家が放つ、本好きにはたまらない

物語。



主人公は引きこもりの高校生、夏木林太郎

(漱石と森鴎外を掛け合わせて。小説には

こんな遊び心がいっぱい)。

たったひとりに身内である祖父が亡くなり、

彼が経営していた古書店で林太郎は本ばかり

読んでいる。

とそこに、言葉を話すトラネコが現れ、

「力を貸せ」という。

渋々うなずき、ネコについていくと、

そこには、本をめぐる迷宮が待っていた……。



というお話。

とにかく、本がいかに人生にとって大事な

ものか、名言、至言がいっぱい詰まってます。

少しひくと。



「じいちゃんがよく言ってました。お金の話を

始めると際限がなくなってしまう。百万あれば二百万

ほしくなる。一億あれば二億がほしくなる。だから

お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしようって」



「本にはたくさんの人の思いが描かれています。

苦しんでる人、悲しんでる人、喜んでいる人、

笑っている人……。そういう人たちの物語や

言葉に触れ、一緒になって感じることで、僕たちは

自分以外の人の心を知ることができるんです。

身近な人だけじゃなくて、全然違う世界を生きている

人の心にさえ、本を通して僕らは感じることが

できるようになるんです」



「難しい本に出合ったらそれはチャンスだよ。

読みやすいってことは、知っていることが書いて

あるから読みやすいんだ。

難しいってことは新しいことが書いてあるって証拠だよ」



……ほんとそうですよね。年取ると、だんだんしんどい

ものより軽やかなもの、楽しいものを選んで

しまうけど、ときにはいろいろ挑戦しないとなー。





ちなみにこの本は、アメリカ、イギリス、フランスを

はじめ世界三十五カ国以上で翻訳出版された

記録的なロングセラーだそうです。

今回、待望の文庫になりましたので、興味のある

方はぜひ!




本を守ろうとする猫の話 [ 夏川 草介 ]

価格:715円
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感想(2件)




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