いまだ真夏並みに暑い毎日が続いているというのに、ふと気づいてみれば、あんなに夏にうるさく鳴いていたミンミンゼミやら何やらが全然鳴いてないことに、今日気づいた。暑さだけはまだまだ夏だというのに、何のセミも全然鳴いてないという、何だか魔訶不思議な夏の風景ではないか。
確か、お盆前の8/10前辺りからツクツクボウシが鳴き出して、そろそろ夏も終わるのかと物悲しくなったけれど、ふつうならツクツクボウシと一緒に夏は終わってしまうものなのに、とっくにツクツクボウシが消えてしまったというのに、まだ夏だけが「長生き」しているとは、どうなってんの。
そもそも、ワイが子供の頃はツクツクボウシなどいなかった。大人になって温暖化のせいか近所で鳴き出した。セミもこんな長い夏に付き合っていられないのだ。もっともっと鳴いてはいたい暑さではあるのだけれど、夏が終わるよりも先に寿命が尽きてしまうのだ。だから、まだまだ夏が続いているというのに、セミの声が全然聞こえないという、変てこな夏になっているのだ。
ワシが子供の頃はお盆を過ぎると、どこからか涼しい風が吹いてきて、嫌でも長い二学期と、それに寄り添う長い秋を意識しなければならなかったものだけれど、今や9月下旬まで夏が続いてしまうとは、秋はせいぜい1か月くらいなもので、すぐに冬になってしまう気配を感じる。冬は気温が10度を下回るようになれば、自然と冬を意識するものだから、あっという間に季節が冬に変わる気がする。

猫日記より(2021.9.15)
動物病院に行き、ミネちゃん入りのケージを車の外に出して風を当てる。静かになった。腫れが半分になった。エコー検査の結果、底に石状にたまっていたのがなくなるが、まだ膀胱が白っぽいものがある。何も出ないので尿検査なし。診察代330円、エコー検査2200円、ユリナリー2kg 5120円、合計7650円。
