いつも最大音量50でテレビを見ているおばあちゃんなので、ふだんうちの猫らは余りにうるさい茶の間にはいない。最近、おばあちゃんは以前みたいに、たまにAMラジオに復帰していて、これはラジオのスピーカーの辺りに横になって聞くので、音量がテレビと比べて段違いに低い。
今日の午前中、おばあちゃんはラジオを聞いていたし、茶の間は日当たりが良かったので、とても暖かかった。そのせいか、何とうちの猫ら三匹全員が茶の間に集まっているという珍事が発生した。ミネちゃんがまだうちの猫になる直前、ジジイが餌付けして慣らそうとしていた3月下旬ごろ、まだ寒いので、縁の下に置いた段ボールの中に古いシーツを入れてベッドを作ってあげたことがあった。
それをおばあちゃんが問答無用で物置に撤去したことがあった。それをミネちゃんはいまだに根に持っているようで、ミネちゃんは今でもおばあちゃんにはよそよそしい態度なのだ。今日も日当たりの良い茶の間にはいたが、おばあちゃんの視覚に入らないようにコタツの反対側に陣取って寝そべっていた。
ジロタンはそんなことなど生まれる直前のことなので何も知らず、高い所が基本的に好きなので、座布団を積み重ねた一番上で横になってアクビをしていたし、シロタンも茶の間のカメキチ先輩の水槽の横で太陽光で暖まっていた。
今朝、カメキチ先輩の水槽の水を交換したが、冬の水の交換はお湯が重いしヒーターもあるしで結構大変だ。しかも、うっかりヒーターのプラグをコンセントに差し忘れると、カメキチ先輩が氷漬けになる「事故」に直結するのでかなり気を遣う作業なのだ。