2011年06月24日
【放射性物質】セシウムなどを含む茶葉を1年間食べ続けても、東京-NY間を航空機で往復するより安全…静岡県が試算★2
放射性物質含む茶を食べ続けた場合 県が体への影響度試算
静岡茶から放射性セシウムが検出されている問題で、県が放射性セシウムなどを含む茶を食べ続けた
場合の体への影響度を試算した。県内でこれまでに検出された生茶葉の最大値は1キロ当たり379ベクレル。
この生葉を1年間、毎日10グラムずつ食べ続けた場合、体への影響度を示す被ばく量は0・0221ミリ
シーベルトで、東京−ニューヨーク間を航空機で1回往復して受ける量の10分の1だった。
ベクレルは放射性物質の放射能の量を表し、シーベルトは放射線を浴びたときの人体への影響を示す。
ベクレルからシーベルトへの換算係数が、放射性物質ごとに定められている。
試算は総務省の家計調査を基に、静岡市民1人当たりの平均的な製茶の購入量を求め、
1日2グラムを消費すると見なした。製茶2グラムを作るには生葉は5倍の量が必要で、
10グラムを食べ続けると仮定した。通常は生葉は野菜のように食べないが、影響度の最大値を算定した。
県などによると、人は宇宙や大地、食品などから自然に受ける放射線量が日本平均で年間1・5ミリシーベルト。
医療を除き、国は人工的に受ける年間被ばく線量限度を1ミリシーベルトと定めている。
静岡茶から放射性セシウムが検出されている問題で、県が放射性セシウムなどを含む茶を食べ続けた
場合の体への影響度を試算した。県内でこれまでに検出された生茶葉の最大値は1キロ当たり379ベクレル。
この生葉を1年間、毎日10グラムずつ食べ続けた場合、体への影響度を示す被ばく量は0・0221ミリ
シーベルトで、東京−ニューヨーク間を航空機で1回往復して受ける量の10分の1だった。
ベクレルは放射性物質の放射能の量を表し、シーベルトは放射線を浴びたときの人体への影響を示す。
ベクレルからシーベルトへの換算係数が、放射性物質ごとに定められている。
試算は総務省の家計調査を基に、静岡市民1人当たりの平均的な製茶の購入量を求め、
1日2グラムを消費すると見なした。製茶2グラムを作るには生葉は5倍の量が必要で、
10グラムを食べ続けると仮定した。通常は生葉は野菜のように食べないが、影響度の最大値を算定した。
県などによると、人は宇宙や大地、食品などから自然に受ける放射線量が日本平均で年間1・5ミリシーベルト。
医療を除き、国は人工的に受ける年間被ばく線量限度を1ミリシーベルトと定めている。
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