桑原通夫です。
冤罪事件やニュースを見る度
本当に腹が立ちます・・
とても災難ではすまされない・・
話ですね。
2018年10月、
警視庁公安部は・・
「横浜の機械メーカー
大川原化工機が製造する
噴霧乾燥機が
生物兵器の製造に転用可能」
とし、国の許可を得ずに
輸出した・・
として外為法違反で社長以下
関係者3人を逮捕しました。
その結果・・会社は銀行融資も
止まり、売上は4割ダウン・・
窮地に追い込まれました。
社員たちは・・問題の機械が
輸出規制対象には当たらないことを
証明しようと実験を繰り返した・・
会社側は全面的に捜査に協力し
輸出規制対象には当たらないことを
訴えていたが
大川原社長を含む関係者3人が起訴され
およそ1年間拘留されていた・・
ところが。21年7月
刑事裁判を進めていた調教地検が
突然、起訴を取り消した・・
しかし大川原社長は・・
無実だったともいわず、
長期間拘束したことへの
謝罪もない・・
失われた信用を回復するためにも
真実を明らかにする・・
と、国賠訴訟提起していました。
その訴訟で・・警察の問題点だけでなく
検察側のいい加減さが明らかになった・・
ということです。
東京地裁はさきほど捜査の違法性を認め、
およそ1億6000万円の賠償を命じました。
しかし・・冤罪を科せられた側には
到底納得のいかないものです。
警視庁も検察も‥なぜ自分たちの
非を認めないのか・・
そこが一番腹立たしい・・と
思えるニュースでした。
何故・・このような冤罪は
無くならないのか・・
冤罪と言えば、袴田事件に
代表されるように
結構の数があります。
再審無罪判決が出た事件は
近年だけでも
東住吉事件、松橋事件、
湖東記念病院事件・・
等がありますが
何故無実の人が逮捕され・・
裁判で有罪とされるようなことが
起きるのか・・
それは‥捜査機関による
自白の誘導・自白の強要・
証拠隠滅や捏造などがあるからです。
これらテレビドラマの話・・
ではありません。
2002年の氷見事件では
後に真犯人が現れて再審無罪‥
となったわけですが
殆どの冤罪は・・自白の強要
によるものです。
氷見事件でも
元被告人は自白を強要されていた・・
それだけでなく・・行ったこともない
犯行現場や部屋の見取り図まで
書かされていた・・といいます。
一体どうやって無実の人が
犯行現場の見取り図を書けたの?
あり得ないことが起こるのが
取り調べ室なのです・・
自分の事に置き換えたら・
とんでもない恐ろしいことです。
今回の大川原事件では
何があったのか・・
検察と言えども人間ですから
間違いもあります。
間違いがあったら認めるべき。
面子の問題なんてどうでもいい。
人に罪を擦り付けることができる
人間が、警視庁や検察にいること自体が・・
とんでもないことです。
この度の東京地裁の裁判官は偉い・・
というより、
当たり前のことをよくやった・・
しっかりと自分の役割を果たした・・
と思います。
東京都も国も今後どう動くのか?
間違いはしっかりと正す・・やって
当たり前のことをやって
真実を明らかにしてほしいものです。
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