桑原通夫です。
東京海上について・・
11月発表によると
東京海上の業績は上方修正・・
という事で好調のようです。
23年3月期の連結経常利益は
前年対比−11.2%だったが
24年同期見込みでは
プラス48.8%と拡大する見込み・・
という事です。
何が良かったの?
という事ですが、ハッキリ言って
外部環境によるもの・・
という事でした。
損保業界の現状を見れば
世界的な傾向として
保険料収入が増えています。
日本では9兆円規模ですが
世界では520兆規模です。
人はどうして保険に入るのか?
合理的に考えれば
保険は経済的に損失になります。
何もなければ損するばかりです。
しかし・・
人は万が一に備えたい・・
不安→安心 にお金を出すのです。
これは日本に限らず
全世界で共通の感情です。
合理的に考えれば
保険に入っても自己の確率が
減るわけではない・・
しかし保険に入ることで
事故にあう確率まで減るような
気持になる。
東京海上は日本で1位の
損保会社です。
損保会社全体での粗利は
上昇中ですが
これはコロナの影響で活動が
減ったために
事故率等も少なかったからです。
保険料収入が増えたのに対して
支払う保険料が40%減少・・
という事で粗利(保険収益)が
増えた。
他には金利の上昇もありました。
東京海上の運用は
国債運用と外国証券運用の二つです。
金利の上昇という外部環境のせいで
利益が出た‥というのが現状です。
まとめますと・・
東京海上の上方修正の発表は
内部努力によるもの・・
と言うよりも、コロナや金利等の
外部環境の結果によるものだった
という事です。
それにしても・・保険はギャンブルに
近い一面もあり、
合理的なモノではありません。
しかし人間は、合理的には出来ておらず
常に感情が先に来ます。
損をしたくない・・
失いたくない・・という気持ちが
万が一に備える必要経費という
流れを作り、多くの人に
出費させているのです。
この人間の感情がある限り
保険業も無くならないだろう・・
という気がします。
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