2017年08月22日
簡単でおいしい!家庭菜園の小松菜の作り方
小松菜は健康にもとてもいいと言われている野菜です。
作り方も簡単で、短い期間に収穫が出来るのも魅力。
小松菜の豆知識
アブラナ科の野菜で、数少ない日本原産の野菜で、江戸時代に誕生しました。
現在は世界で食べられるようになりました。
クセがない味なので、様々な料理に彩りとして入れることが可能です。
必要な道具・肥料
(1)堆肥
腐葉土や牛フン堆肥とありますがどちらでも構いません。
去年積み上げておいた雑草が土みたいになっていたら、それも堆肥なので使っても大丈夫です。
(2)有機肥料
小松菜を育てるのは主にチッソがメインとなります。
チッソが多い肥料は油カスになりますが、これだけで育てるとうまみがないので、骨の粉・草木灰を少し足すと良いでしょう。。
おすすめは米ぬかをメインに発酵させたぼかし肥料です。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(3)有機石灰
カキ殻やホタテの貝殻で作った石灰です。
(4)種
土作り
アブラナ科を過去1年間育てたことのない場所で育てます。
それが無理という場合は堆肥を多めにまき、連作障害軽減のための資材を使いましょう。
土に堆肥・石灰・肥料をまき、土とよく混ぜます。
基本的に袋の表示を守ってまけば大丈夫です。
表示がないという場合は堆肥1平方メートル2キロ、肥料と石灰は1平方メートル1掴み。
ボカシ肥料は1平方メートル1掴みをまきます。
去年、アブラナ科以外の野菜を育てた畝があるという場合は、その畝に堆肥・石灰・肥料を足して、使い回して大丈夫です。
しかし、毎年野菜を作っているような場合はそれまでの肥料や前作の肥料が残っている場合があるので、肥料を少なめにして追肥で調節するようにしましょう。
畝作りと植えつけ
幅60cm、高さ80cmの畝を作ります。
2列から3列の筋を作り、そこに種を植えていきましょう。
植え終わったら、水を掛けます。
間引きのやり方
双葉の頃に最初の間引き。
あとは葉が重なり合わないように、成長に合わせて間引いていきます。
間引きをすることで、風通しが良くなり、病気予防にもなりますし、残った小松菜に多くの栄養が行きやすくなります。
どれを間引くかどうかですが、小さくて弱そうな奴を容赦なく間引いていきましょう。
虫食いの葉も間引き対象です。
間引いた葉も食べられます。
追肥
基本的に小松菜は元肥えをメインに育てていきますが、葉っぱが明るい黄緑色になっていたら、追肥のタイミングです
理想的な葉っぱの色は薄い緑色です。
生ごみ堆肥の副産物である液肥があるのなら、そちらを追肥に使うことをおすすめします。
固形のものは葉っぱを傷つけないように、種を植えた筋と筋の間にまいてあげます。
濃い緑色は肥料過多の証拠ですから、追肥は控えます。
有機肥料は鶏フン以外は食べられやすいので、根っこを傷つけないようにしっかりと土と混ぜましょう。
水やり
葉物野菜なので、ある程度の水分がないと筋っぽくなりおいしくなくなります。
おいしくするためにも、最低でも週に3回はしっかりと水をやりましょう。
あまり水をやり過ぎると今度は枯れてしまうので、毎日、大量の水をやるのはNGです。
虫食い対策
人間が食べてもおいしい葉っぱは、虫が食べてもおいしいです。
そのため、虫食いの葉っぱを食べたくないという人は虫対策をしましょう。
防虫ネットがおススメです。
週に1回水で薄めた木酢液をまくと虫が寄り付き辛くなる上に、小松菜も強くなるとされていますが、虫はつきます。
木酢液に唐辛子を大量に入れたものも効果があると言われますが、虫はきます。
なお、肥料過多の時も植物が弱ってしまうので、虫がつきやすくなります。
肥料過多の場合は木酢液もしくはHB-101をまいて、虫を追い払います。
なお、早春に作れば、虫は来ないのできれいな小松菜が欲しい人はこの時期だけ作りましょう。
冬や早春に作る時の注意点
小松菜は寒さに強いです。
凍ることはあっても枯れることは滅多にありません。
凍ってしまっても自然に任せて、お日様で自然解凍すれば何事もないように元気です。
ただし、寒さが厳し過ぎると、寒さに耐えることに集中するため成長はしません。
成長が鈍ってほしくないという人は、少しでも成長をよくするために寒冷紗を使って保温しましょう。
曇天続きの時も成長が鈍ります。
木酢液またはHB-101を水で薄めたものを掛けましょう。
多少、肥料を吸収するようになるようです。
木酢液は曇天の時の肥料吸収効果を高めるとされています。
管理人の主観的な感想ですが、HB-101はそれに加えて、耐寒性を多少、高める効果があるように思っていて、寒い日々でも少しずつ成長していってくれるのを感じます。
まとめ
小松菜を作るのに1番、おススメの季節は冬や早春など虫がいない季節です。
それ以外の季節では色々な対策をしても虫がついてしまうことがあります。
虫に対抗するためか葉っぱの表面にトゲトゲとした毛で覆われることあり、そうなると食べても美味しくありません。
柔らかくて美味しい小松菜を収穫するためには水の調節が大切です。
雨が降らない時は多めにあげましょう。
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