2017年10月24日
育てた小松菜が何故か苦い理由【家庭菜園】
育てた小松菜を食べてみたら苦かったということはありませんか?
管理人にも同じような経験があります。
せっかく、育てたのに苦いと悔しいですよね。
小松菜が苦い理由
肥料が多かったことが原因です。
肥料が多くなるシチュエーションとして、
・元肥えが多過ぎた。
・前作の肥料がたくさん残っていて、元肥えが必要なかった。
・元肥えだけで充分だったのに、追肥をしてしまった。
が考えられます。
たくさんの肥料を吸収してしまった小松菜はそれを使いきれず、硝酸態窒素に変化し蓄積され、これが苦みとエグミの元となるのです。
通常、チッソにはアンモニア態窒素など様々な種類があり、この硝酸態窒素もそのうちの1つで、食べないほうがいいとされているものになります。
そのため、チッソ=悪いと考えないようにしましょう。
産地直売所の野菜も時々、苦いものがあるので、プロの農家もやってしまう失敗です。
苦い時の対処法
一応、水に長時間さらせば、エグミが薄まるので食べることが出来なくもありませんが、うまみもありません。
未練がなければ、畑の片隅にでも植えて土の菌や虫たちに食べてもらいましょう。
自然のサイクルの中で虫や菌に硝酸態窒素も分解されてしまいます。
畝のほうは2週間から1ヶ月ほど雑草を生やして、肥料を吸収してもらいましょう。
雑草の肥料吸収能力は凄いので、大きくなるので抜くのが大変かもしれません。
まとめ
小松菜が苦い理由はたくさんの肥料を吸収してしまい、蓄積してしまったからです。
食べてもおいしくないので、未練がなければ穴を掘って土に埋めてしまいましょう。
自然のサイクルにより、硝酸態窒素も分解されてしまいます。
予防するためには、
・前作の肥料が残っていそうな時は肥料を入れない。
・最初の植えつけの時に入れずに追肥をメインに育てる。
・元肥えは少ない量にする。
のどれかを行います。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6890708
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック