新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年10月24日
家庭菜園のナスにつやがなくてまずそうなのは何故!?
![vegetable-2584412_640.jpg](/kantankateisaien/file/vegetable-2584412_640-thumbnail2.jpg)
家庭菜園でナスを育てていると、いつの間にかツヤのないナスになっているということはありませんか?
管理人はきちんと世話をしているつもりなのに、こんなまずそうなナスが出来るなんてと困惑です。
同じような経験をされている方がいるかもしれないので、理由と対策をまとめてみました。
ツヤがない理由
通称ツヤなし果というひねりのないネーミングですが、原因は簡単で、水不足とのこと。
土に水がないために、皮の水分もなくなり、皮の表面が厚くなるために光の乱反射が起こり、結果ツヤがないように見えます。
水が蒸発しやすくなる高温が発症に拍車を掛ける要因です。
対策は勿論、水をやることですが、これでは水分が蒸発してしまうばかり。
水分の蒸発を抑える方法
水分の蒸発を抑える対策はいくつかあります。
(1) 草もしくはワラでマルチをする
雑草やワラで畝を覆うと、土に直射日光が当たらない上に、覆われているので水分の蒸発が抑えられます。
(2) ナスの株元にパセリの苗を植える
パセリは日陰で育ち、ナスはパセリのお陰で株元に日陰が出来るので、水分の蒸発が抑えられます。
ただし、真夏の暑い時期に植えたいという時、パセリの苗が手に入るかは疑問です。
まとめ
![a1180_006874.jpg](/kantankateisaien/file/a1180_006874-thumbnail2.jpg)
ナスにつやがないのは水分不足が大きな原因です。
暑い気候、たくさんの実、成熟した株と水分をナスが欲する条件が揃っているにも拘らず、あまり水をあげなかったということでしょう。
いつもより多めに水をあげ、草やワラでマルチをしてあげても、既にツヤなしになっているものが光沢を取り戻すことはないので、それはとってしまって新しいナスに期待しましょう。
なお、このツヤなし果は別名ボケナスというそうです。