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2017年10月24日
やだ!家庭菜園でナスが石みたいに固いのはどうして?
![vegetable-2584412_640.jpg](/kantankateisaien/file/vegetable-2584412_640-thumbnail2.jpg)
お盆を過ぎた頃、管理人が家庭菜園に行くとナスの実が石みたいに固くなっていることがあります。
それまではおいしく収穫出来ていたのにととても悔しい。
管理人と同じような経験をされた方はいませんか?
何故、石みたいに固いのかを調べてみました。
固いナスは通称・石ナス
素直に管理人はいいネーミングだなと思った石ナス。
これは生理障害と呼ばれるもので、
・様々な環境的要因
・受粉出来なかったために、自分一人で頑張って実をつけた結果
・果実内のホルモン不足
といったことが原因で起こります。
様々な環境的要因というのは夜間が寒過ぎたり、なり過ぎて疲れたりといったことです。
対処法
なり疲れている場合は実と花を全て落とし、休ませます。
夜間に寒いのならば、保温をしてあげる必要がありますが、最大の対策はホルモン処理とのこと。
つまり、トマトトーンです。
希釈するタイプとそのまま使えるスプレータイプがありますが、家庭菜園レベルではスプレータイプを購入することが無難でしょう。
トマトトーンという名前ですが、ナスにも使うことが出来ます。
使い方は簡単で、スプレー式で花に1度だけ吹きかけてあげるだけです。
2度以上のスプレーはやってはいけません。
奇形などする可能性があります。
なお、希釈タイプを買って高い濃度でやってもいけません。
ホルモンというのは本当に微量だけあれば、充分な刺激になります。
まとめ
![a1180_006874.jpg](/kantankateisaien/file/a1180_006874-thumbnail2.jpg)
家庭菜園のナスが固いのは石ナスと呼ばれる状態で、最大の原因はホルモン不足なので、トマトトーンで補給してあげる必要があります。
真夏の暑い時期や夜間が10度以下になった時は石ナスの予防のつもりでスプレータイプのものを吹きかけてあげると良いでしょう。
ただし、1つの花に1度しか吹きかけることは出来ません。
2度以上掛けてしまうと、折角の実が奇形したりしてしまいますから、ご注意下さい。