無事開幕して日本に金メダルもあり、自分でも驚くくらいテレビでオリンピック観戦をしているけれど、小林氏の解任で思った。
役者がそのセリフを言ったら解任になったのだろうか、と。
僕は以前、小林氏の戯曲集を買い、先輩とコントをやり旅公演先で発表していて(YouTube最初の動画です)小林氏は相応の評価をしている方。
勿論、今回問題になっている件は許される事ではないのだけれど、ふと思った。
今回、相方の片桐氏がそのセリフを言っていたらどうなっていたのだろうか、と。
書き、演出したのは小林氏だからと解任になったのだろうか、と。
役者は劇作家が書いた事を演出家の意図を汲み、喋り、肉体表現するのが仕事。時には自分の芸術感にはない事を言わなければならない事もある。
劇作家によっては役者、カンパニーから意見を聞き、取り入れる方もいらっしゃるけれど、そうではない方もいらっしゃる。
反対意見を言っても聞き入れて頂けない時は僕も今回問題になったセリフを言って空間を成立させないといけない。
そうなった場合、僕は五輪に関係する事は許されないのだろうか?
平和に関する事は一生出来なくなるのだろうか?
コメンテーターが小林氏の問題は他人事ではない等話していたが、僕も違った意味で他人事ではないと思うのでした。
だけど、がんばれニッポン!
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