稽古中であり、出来れば違う時間に使いたかったのだけど、ずーっと前に図書館で予約してて忘れた頃にやっと届いた人気作。一気に読んだ。
テレビや雑誌などで知った事が殆どだったけど、彼の原動力は「低評価した人への仕返し」であり、「売れて見返してやる!」というのが、根っこにあるらしい。
競争力の激しいお笑い界でどうすれば売れるのか、その計算高さは凄い。
相方への仕打ちは褒められるものではないけれど、ハングリー精神は見習いたい。
日本の演劇界だって戦前に歌舞伎、新派と違うものをと新劇が生まれ、違うものをとアングラ、小劇場が生まれ、2.5次元ミュージカルがある現代に時代は変化している。
その根底には「もっと良いものをやってやる」というハングリー精神があったと思う。
酒の席で否定しあったりしがちだけど、其々に良さがあるのだし、目の敵にしているお陰で良いものを産み出そうとしているのだから、共存していけばいいのにと思う。
ちょっと話が逸れたけど、怠けそうになった時、悔しかった過去を思い出して頑張りたい。
そして僕だって、見返してやる!!
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