下痢の原因!なぜ暴飲暴食することで下痢が起きるの!?
【下痢の原因】
下痢とは、腸のぜん動運動が活発になって腸内で吸収されるはずの水分が吸収されず、便自体の水分量が増えてしまうことによって起こります。
細菌やウイルス、疾患、ストレスなどによるものが考えられます。細菌やウイルスなどとは、サルモネラ菌やO-157、ノロウイルスなどによる食中毒、ウイルス感染の風邪などです。コレラや赤痢によっても急性の下痢の症状が出ます。
疾患とは、潰瘍性大腸炎や大腸ポリープなどです。大腸ポリープの多くは良性のものですが、放置すると大腸がんに進行することもあり、早期のものは、自覚症状がないので注意が必要です。
ストレスの場合は、腸のぜん動運動に異常が起こり、腹痛を伴って慢性的な下痢を引き起こします。これを過敏性腸症候群といいます。これらの原因以外で、最もおおく見られるのが、暴飲暴食による下痢です。
【暴飲暴食をするとなぜ下痢が起こるか】
暴飲暴食の場合、人により、また食べたものにより異なりますが、脂肪分の多い食べ物を多くとってしまっていることが考えられます。揚げ物など油分の多い料理は下痢になる要因となります。また、アルコールも摂取しすぎると消化機能に影響を与える可能性があります。さらに辛いものなど、刺激物は消化器にダメージを与え、下痢を引き起こす原因になります。いずれの場合も適量を守らずにいると、胃腸の異常につながる可能性があるのです。
【下痢になってしまった場合は】
下痢になってしまった場合は、とにかく胃腸を安静にすることです。食事を控え場合によっては整腸剤を服用することも有効です。ただし、症状がおさまったら服用を中止したほうがよいでしょう。
また、下痢になった場合は、水分を通常よりも多く排出してしまっているので、水分補給も重要です。冷たい飲み物やカフェインが多い飲み物は再び刺激になってしまうので控え、白湯や番茶、常温のミネラルウォーター、スポーツドリンクなどで少しずつ水分補給を行うことが大切です。
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