便秘中なのに食欲が増している場合は病気の可能性も!?
便秘中はおなかが張ってしまって食欲がない、という方も多くおられることでしょう。けれども、便秘が続くと逆に食欲が増してしまうこともあるようです。老廃物が体に中に溜まって行くのになぜ食欲が増してしまうのか。以下のような可能性があるようです。
【ストレスが原因の可能性も】
便秘によるストレスは自律神経を乱します。排便ができない状態は精神的なストレスのみならず、身体的なストレスも引き起こし、想像以上のストレスを抱えることになります。そのため自律神経が乱れ、食欲中枢が刺激されてしまう可能性があります。
【化学物質が食欲中枢に影響を場合も】
食物を摂取して、たんぱく質が小腸で吸収されないと、大腸に流れ着いてイオン化合物や窒素化合物を発生することがあります。これれの物質は神経毒として作用して、食欲中枢を刺激することも考えられます。
そのため便秘の場合、大腸に窒素酸化物やイオン化合物がたまりやすく、食欲中枢が刺激され、食欲が増してしまうのかもしれません。
【カンジダ菌の増殖も】
便秘の人の場合、「カンジダ菌」が増えすぎてしまっているという説もあります。カンジダ菌は常在菌として存在するようですが、増殖しすぎると腸内環境を悪くするようです。
腸内環境が悪くなると増殖するようなので、相互関係にあるのかもしれません。このカンジダ菌は糖質を好むようです。このため、糖分の多い食物を欲している可能性もあります。 いずれにしても便秘が続くと体にさまざま影響を及ぼします。
代謝が悪くなり、太りやすくなることはもちろんですが、肌の調子が悪くなり肌あれや吹出物ができたりします。血行が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなるため、肩こりや腰痛が引き起こされる場合もあります。
これらがストレスを生み、更に自律神経を乱すという悪循環に陥ります。慢性化すれば、高脂血症、動脈硬化、糖尿病 など重大な症状も引き起こしかねません。水分を多く取ったり、食物繊維を多く含んだ食品を意識的に摂るなど、日ごろから便秘の解消に努めることが大切になります。
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