混乱しやすい『すぐき漬け』と『すんき漬け』!その違いは乳酸菌にあった!?
日本に古くからある食べ物であるお漬物。毎日お漬物を食べているというご家庭もあるかと思いますが、このお漬物がインフルエンザになりにくいということもあって、ここ最近一気にブームになりました。
お漬物がなぜインフルエンザに効果があるのかといえば、植物由来の乳酸菌が含まれているからで、この菌が日本人に合っていると言われています。お漬物は昔の家庭の方が馴染みある食べ物だったと思いますが、先人は自然とそのお漬物の持つ力を知っていたのかもしれません。
お漬物の中でも有名な京都のすぐき漬けと長野のすんき漬けには素晴らしい乳酸菌がふんだんに含まれています。どちらのお漬物も体に良いとされていますので、どんな効果があるのかをよく知っておくと良いでしょう。
1.京都のすぐき漬けの乳酸菌とその効果
日本全国には様々なお漬物がありますが、なぜこのすぐき漬けに注目が集まったのかといえば、それは京都の男性が日本で長寿第二位になったことから始まります。 京都のご家庭でよく食べられるすぐき漬けはとても酸っぱいのが特徴のお漬物です。
このお漬物に秘密があるのでは?ということで調べたところ、すぐき漬けにはラブレ菌という乳酸菌が含まれていることがわかりました。 ラブレ菌のすごいところは生きたまま腸に届くことで、よって腸で乳酸菌を作って善玉菌を増やすことができます。
また、ラブレ菌は腸内で悪い細胞を阻害する免疫細胞を活性化させるインターフェロンの生成を促進する効果があるので、そのことからインフルエンザの予防にもなると話題になったのです。
2.長野のすんき漬けの乳酸菌とその効果
長野のすんき漬けは王滝村に古くから伝わる食べ物で、お漬物の中でも唯一お塩を使わないで漬けられたものです。すぐき漬けと名前が似ていることで一緒によく取り上げられますが、こちらのお漬物にも素晴らしい乳酸菌が含まれており、世界のフード協会で未来へ繋げる食べ物として味の箱舟に認定されているほどです。
すんき漬けに含まれる乳酸菌も生きたまま腸に届いて、腸内の善玉菌を増やして環境を整える効果が高くあり、免疫力を高めるのでインフルエンザの予防になり、他、現代病とも言える花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の緩和にも効果があるとして注目されています。
お漬物を毎日食べるというのはご家庭で習慣がないと難しいことではありますが、できるだけご飯食を心がけて意識的にお漬物を食べる食生活にするというのは良いことだといえます。
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