便秘や下痢で悩む人の快腸ネット

もしも下痢を起こしてしまった場合には、口にする食事や飲み物には気を付けておく事が大切です。基本的に下痢を起こしてしまった際には冷たい飲み物や刺激物は避けた方が良いと考えられておりますが、そんな中で紅茶には下痢を改善する効果が有ると言われております。何故、紅茶が良いのか紅茶に含まれる成分を確認し、下痢の時に紅茶を飲む注意点と合わせて確認して見ましょう。



紅茶は日本のみならず中国やヨーロッパ等で古くから飲まれており、その成分には３０項目に渡りおおよそ１００種類もの病気に改善の効果が有る成分が含まれているとされております。紅茶に含まれる主な成分としては、ポリフェノール、カフェイン、ビタミンやアミノ酸等が含まれておりますが、中でもポリフェノールの成分の一種であるカテキンには次の様な効果があるとされております。

血中コレステロールの低下や改善、活性酸素の抑制と老化の防止、癌細胞の抑制、風邪等のウイルス感染の予防、そして下痢の改善等の効果があるとされております。又、紅茶に含まれるタンニンと言う成分は便を固くする効果が有るので下痢の様な軟便や水溶便の改善に効果が有るとされております。



下痢の改善に効果が期待できる紅茶ですが、いきなりたくさんの量を飲んでも下痢の改善を図るどころか悪化させてしまう事も有るので注意が必要です。先ず紅茶を飲む時の注意点としては、砂糖などの糖分は可能な限り使わない様にしましょう。砂糖等の糖分は下痢を起こしやすい場合が有ります。

又、日常的に使われている人工甘味料等も下痢の原因になる場合が有る為、もしも紅茶を買う場合にはコンビニやスーパーで購入できるペットボトル入りの物よりも、自分で茶葉から入れた物の方が下痢の改善の効果が高い事が考えられます。

更に、紅茶に含まれるカフェインは人によって下痢を起こしてしまう人がおりますので注意が必要な場合が有ります。そもそもカフェインには利尿効果や発汗作用の改善、体内に溜まった老廃物の排泄等の作用が有ります。その為、紅茶以外でもコーヒーの飲み過ぎでも下痢を起こしてしまう場合が有ります。自分自身がカフェインで下痢を起こしやすいか確認してから飲むように注意しておく事が大切です。

ポイントはとにかく下痢の症状が有る場合には冷たい物は避ける事が大切ですので、暖かい季節でも紅茶は温かくした物を飲む様にする事です。