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2019年05月23日
生産性向上にはバラツキを抑えろ!
IoTの進化によって、物流現場でも今まで以上にデータを扱う機会が増えていると思いませんか。働き方改革も合せて、何から何まで数値で管理していかなければなりません。
物流現場をデータで押さえる事は、勘や経験則だけにとらわれずに客観的で論理的に物事を考える上で非常に大切なことです。
そういってもデータ分析をやみくもに行えばよいというものではなく、分析の目的を意識して切り口を構造化する為には、それなりの訓練と経験が必要です。
ですが、ある数値を捉えるだけで生産性向上に繋げる簡単な方法があります。
バラツキの把握、これは簡単でありながら結構効果的な方法です。「ムラ」ですよね。
物流でいうバラツキの対象は、大きく分けて2つです。ひとつは、「物量のバラツキ」ですね。これは、入荷や出荷の物量の波動により生じるバラツキで、正直物流事業者からコントロールすることは難しいと言われています。
もうひとつは「生産性のバラツキ」です。処理した物量を、配置した人時で割った人時生産性のバラツキになります。物量のコントロールは難しいとしても、投入する人的リソースは自社でコントロールできるので、生産性自体はコントロールする事が可能ですよね。
ここに着目して生産性の改善へ繋げていけばよいのです。
忙しい時もそうでない時も同じ人員で作業している現場って意外と多くあるようで、自然と仕事を薄めてしまっていたり、欠員があるのにいつもと同じ時間で終了出来ていたり・・・・。
物事の改善に対して、難しく考えずにまずは取り組んでみるって姿勢と行動が大事です。いま、自分の部署でやっている事を次回照会したいと思います。
同じ物流関連の方々と知恵を出し合って今年度も乗り切っていきましょう!
物流現場をデータで押さえる事は、勘や経験則だけにとらわれずに客観的で論理的に物事を考える上で非常に大切なことです。
そういってもデータ分析をやみくもに行えばよいというものではなく、分析の目的を意識して切り口を構造化する為には、それなりの訓練と経験が必要です。
ですが、ある数値を捉えるだけで生産性向上に繋げる簡単な方法があります。
バラツキの把握、これは簡単でありながら結構効果的な方法です。「ムラ」ですよね。
物流でいうバラツキの対象は、大きく分けて2つです。ひとつは、「物量のバラツキ」ですね。これは、入荷や出荷の物量の波動により生じるバラツキで、正直物流事業者からコントロールすることは難しいと言われています。
もうひとつは「生産性のバラツキ」です。処理した物量を、配置した人時で割った人時生産性のバラツキになります。物量のコントロールは難しいとしても、投入する人的リソースは自社でコントロールできるので、生産性自体はコントロールする事が可能ですよね。
ここに着目して生産性の改善へ繋げていけばよいのです。
忙しい時もそうでない時も同じ人員で作業している現場って意外と多くあるようで、自然と仕事を薄めてしまっていたり、欠員があるのにいつもと同じ時間で終了出来ていたり・・・・。
物事の改善に対して、難しく考えずにまずは取り組んでみるって姿勢と行動が大事です。いま、自分の部署でやっている事を次回照会したいと思います。
同じ物流関連の方々と知恵を出し合って今年度も乗り切っていきましょう!
2019年05月03日
中小の食品卸の課題「賞味期限」
自分の会社のその一員ですが、地域中小の業務用卸の動きとして、「賞味期限」にまつわる話。
働き方改革の対応で受発注業務を効率化する対策の一つに「納品日前日までに商品の賞味期限データを送信する」という声が挙がっています。
誰が?どこに?って事ですが、そう「卸」が「メーカー」にです。
未だにアナログな運用が多い中小の業務用食品の卸ですが、納品後の検品作業の多くを賞味期限チェックに充てているのが現状。商品が届いてから記録、管理している現状から考えれば、先打って仕事ができると効率化の可能性が多いにあります。
この日付チェックを改善する事は大きな効率化に繋がります。
納品前にメーカー(又は倉庫)から出荷される商品の賞味期限データを事前に入手出来れば、卸の現場サイドの負担は減ります。荷受・入庫の際に改めて照合する必要はでてきますが、大きな改善となります。
今回の10連休では、大量のストック品をいかにスムーズに荷受・保管・出荷するか?という問題が前々から課題となっていました。
この声に対して、業務用の某メーカーのトップの意見では「ムリな課題ではない」と比較的前向きな考えを明らかにされていました。
食の安全安心が第一である以上、賞味期限に関する業務が煩雑になってはいけません。だからこそ時間をかけてでも対応している今がありますが、その「今」は働き方改革によって、時間の制約が厳しくなっています。
改革の名の通り、こうしたフードチェーン全体による体制を強化する事が、業界全体の発展につながると思います。
実は、うちの会社でも昨年度から賞味期限のデータ管理を本格化させるべく仕組みを構築中でした。
まだまだ課題の多い中ですが、時代に合わせて変化していく事も老舗として100年以上続く自社に必要なことだと必死になっています。
これまでの先輩方の努力が今の会社、私たちの努力で未来へ引き継いでいけるように取り組んでいきます。
働き方改革の対応で受発注業務を効率化する対策の一つに「納品日前日までに商品の賞味期限データを送信する」という声が挙がっています。
誰が?どこに?って事ですが、そう「卸」が「メーカー」にです。
未だにアナログな運用が多い中小の業務用食品の卸ですが、納品後の検品作業の多くを賞味期限チェックに充てているのが現状。商品が届いてから記録、管理している現状から考えれば、先打って仕事ができると効率化の可能性が多いにあります。
この日付チェックを改善する事は大きな効率化に繋がります。
納品前にメーカー(又は倉庫)から出荷される商品の賞味期限データを事前に入手出来れば、卸の現場サイドの負担は減ります。荷受・入庫の際に改めて照合する必要はでてきますが、大きな改善となります。
今回の10連休では、大量のストック品をいかにスムーズに荷受・保管・出荷するか?という問題が前々から課題となっていました。
この声に対して、業務用の某メーカーのトップの意見では「ムリな課題ではない」と比較的前向きな考えを明らかにされていました。
食の安全安心が第一である以上、賞味期限に関する業務が煩雑になってはいけません。だからこそ時間をかけてでも対応している今がありますが、その「今」は働き方改革によって、時間の制約が厳しくなっています。
改革の名の通り、こうしたフードチェーン全体による体制を強化する事が、業界全体の発展につながると思います。
実は、うちの会社でも昨年度から賞味期限のデータ管理を本格化させるべく仕組みを構築中でした。
まだまだ課題の多い中ですが、時代に合わせて変化していく事も老舗として100年以上続く自社に必要なことだと必死になっています。
これまでの先輩方の努力が今の会社、私たちの努力で未来へ引き継いでいけるように取り組んでいきます。
タグ:賞味期限
2019年02月25日
ストライキ通告!おいっ!
港湾ストライキの実施通告が、、、、、
ストライキは遠いむかーしに、ポテトの記事を書いたのですがあれ以来ですね。自分に影響のあるところでは。
関係するってどういうことかというと、販売している商品の委託倉庫が対象となっているんです。その為、ストライキの決行は直前にならないとわからないのですが、通常よりも前倒して出荷してもらったりこれから依頼するところです。
ストライキの詳細は
2019年2月28日〜3月1日
全港、全職種で行われます。
よってこの期間の出荷ができなくなるというわけ。
いったい何が起きたのかって話ですが、詳しく説明できるほど情報をもってはいませんが、簡単にお伝えしますと、
2月2日に沖縄の中城湾港において、事前協議制度を無視して「はくおう」という船が港に入ってきて強行荷役を行った・・・という事がありました。
事前協議制度というのは、こうして臨時寄港ってことあっても日本港運協会に事前申請し、港運労使で作業体制などを協議・確認してから寄ってねって話。
この「はくおう」という船は自衛隊の車両などを積んだRORO船(ローロー船)なんですが、生で見たことないですが、結構な迫力の船です。
簡単にいえば、貨物船です。貨物船ってクレーンが付いていて木箱やコンテナをグイって陸揚げするんですが、RORO船は車両専用貨物船で、橋が付いていてそのまま走って降りれるやつ。そう思ってください。
そんな船もそうですが、効率的な船の登場で港湾で働く方々の仕事が減ったり、逆に大変になったりと、いろいろと労働に関しては厳しい環境が続き、危険も伴いますから事前協議制度というものを取り決めたんですね。きっと。
それを破ってデカイ船が入港したもんだからって騒ぎになったようです。
まぁ規模は全然違いますが、うちの会社でいうと入荷連絡なしで斗缶のサラダ油を1コンテナ買い込んじゃったって感じですかね。
そりゃ迷惑。
ってことで、穏便に終了してくれることを祈るばかり・・・
幸い、先日在庫積んだばかりなのでなんとか持ちそうです。本来は月末なので、在庫を絞らなきゃいけないのになぁ、。、、
ストライキは遠いむかーしに、ポテトの記事を書いたのですがあれ以来ですね。自分に影響のあるところでは。
関係するってどういうことかというと、販売している商品の委託倉庫が対象となっているんです。その為、ストライキの決行は直前にならないとわからないのですが、通常よりも前倒して出荷してもらったりこれから依頼するところです。
ストライキの詳細は
2019年2月28日〜3月1日
全港、全職種で行われます。
よってこの期間の出荷ができなくなるというわけ。
いったい何が起きたのかって話ですが、詳しく説明できるほど情報をもってはいませんが、簡単にお伝えしますと、
2月2日に沖縄の中城湾港において、事前協議制度を無視して「はくおう」という船が港に入ってきて強行荷役を行った・・・という事がありました。
事前協議制度というのは、こうして臨時寄港ってことあっても日本港運協会に事前申請し、港運労使で作業体制などを協議・確認してから寄ってねって話。
この「はくおう」という船は自衛隊の車両などを積んだRORO船(ローロー船)なんですが、生で見たことないですが、結構な迫力の船です。
簡単にいえば、貨物船です。貨物船ってクレーンが付いていて木箱やコンテナをグイって陸揚げするんですが、RORO船は車両専用貨物船で、橋が付いていてそのまま走って降りれるやつ。そう思ってください。
そんな船もそうですが、効率的な船の登場で港湾で働く方々の仕事が減ったり、逆に大変になったりと、いろいろと労働に関しては厳しい環境が続き、危険も伴いますから事前協議制度というものを取り決めたんですね。きっと。
それを破ってデカイ船が入港したもんだからって騒ぎになったようです。
まぁ規模は全然違いますが、うちの会社でいうと入荷連絡なしで斗缶のサラダ油を1コンテナ買い込んじゃったって感じですかね。
そりゃ迷惑。
ってことで、穏便に終了してくれることを祈るばかり・・・
幸い、先日在庫積んだばかりなのでなんとか持ちそうです。本来は月末なので、在庫を絞らなきゃいけないのになぁ、。、、
タグ:ストライキ