2015年02月16日
理想のお米と出会いましょう
外食などよくされますでしょうか?そこで食べるお米の味が、お店自体の評価を決めてしまうくらい重要だと自分は思います。お米を軽視する外食店もそんなにないですけど、たまぁにあるんですよ。実家は農家やってたりするのでそう思うのかもしれませんが。
来る3月4日(水)に北海道から九州まで全国のお米生産者が(団体)が出店する商談会が行われます。全45社という会場では中小規模の店舗経営者方も参加されるようです。なんと言っても生産者と直接はなしができ、さらに契約栽培のだんどりまで出来ます。
単一品種だけではコスト的に・・・という場合はブレンドして使うんですが、比率とか組み合わせでお米の魅力がぜんぜん変わってきます。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。
≪プロユース国産米展示商談会≫
開催日:3月4日(水)
会 費:無料
主 催:一般社団法人 日本食農連携機構
http://www.atpress.ne.jp/view/56161
プレスページ
ということで、久々にお米の話となりました。
わが国のお米事情ですが、需要と供給の部分でギャップがあるんです。
一般家庭で消費されるお米は、国内生産の6割、残りの4割は外食、中食(惣菜コーナーなど)で使用されています。需要ですよね。しかし、この4割にあたる「業務用」として作付けされている米は2割なんです。という事は、残り2割は一般家庭用として作付けしているものを使っているんです。
どういうこと?
一般家庭用 → 高値販売が出来る銘柄米を作付け
”販売するなら高い価格のほうがいいし、おいしいお米を私達も食べたいですよね”
業務用 → コストパフォーマンスに優れ、使い方でおいしく出来るお米を作付け
”安いお米単一では出せないおいしさをオリジナルに作ればいいんです”
となると、業務用米が足りない訳ですから、高値販売を期待して作ったお米を使うしかない!
農家は高値で提示します。やっぱりそれなりのお米ですから・・・業務用で使うにはちょっと高いが、買わざるを得ない。
このような事態です。
そこを改善しようと、このたびの展示会は行なわれます。「業務用米」に特化して、お店側は自分達のニーズを直接農家に伝える事ができるのです。個人店舗でも参加のできる展示会ですので、成約を必ずきめるものでもありませんので、おいしく提供する知恵など掘り出し物があるかもしれません。
大手の外食・中食事業者ではすでに契約栽培を実施している事例も少なくないですよね。産地や銘柄をうたうだけでなく、生産者の顔が見えるお米というのは、アピールポイントとして効果があります。
「お米にこだわる店」ってやっぱり格付けは高いと思います。
契約栽培ってリスクも大きいように感じますが、安定的な価格、量、品質を得ることが出来ますので経営にとってはメリットは大きく、リスクの管理もしやすいのです。
お互いが計画的に進められる取り組みですから、農家としても収入見込みがつくし、Win-Win(←イラッとくる言葉に選ばれました笑)の関係がつくれると思います。
こういった取り組みが広がっていけば、業界全体でも生産者と提供者のつながりが深くなり、お米だけでなく野菜など他の農作物にも明るい未来を招き入れる事ができると考えています。
おいしさも必要ですが、なにより安全、安心を確保できる関係作りが一番だと感じます。個人的な見解ですが(笑)
お米最高です。
最近、はまっているのは「あきたこまち」です。粘りとあまみがよいですねぇ
ごちそうさまでした。
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