聞きなじみのない言葉も多く飛び交っていて、ついていくのが精いっぱいな気もしますが、自分たちでできることから変化を続けていくことが大事なんでしょうね。
食糧不足や環境問題、幸福感とも訳されることもあるウェルビーイングなど、わたしたちが抱える課題解決のため「新しい食」の開発が進んでいます。
例えば、都市でも食品を効率的に栽培できる垂直農法（バーティカル・ファーミング）や、細胞を培養して食肉とする「培養肉」なんてのもいい事例だと思います。
製造業の革命を第４次産業革命と呼ばれているように、食品産業でもスマート化やロボット化が急速に進展しています。
こうした新しい食の技術は「フードテック」と呼ばれ、進化を続けています。
ちょっとだけその背景のひとつを説明しますと、年々増え続ける世界人口もが挙げられます。人口増加は食糧需要の増加とイコールであり、その中でもタンパク質の需要量が供給量を上回る「プロテインクライシス」という課題があります。
現在の重要なたんぱく質の供給源である畜産は、持続可能な生産が難しいという課題があり、しかも拡大すれば温室効果ガスの排出を増やしてしまう可能性がある、、、という事です。
さらに、大きなたんぱく質供給源である水産物については、多くの魚種で資源の枯渇が懸念されています。
食糧生産の持続可能性を実現し、世界の人々の需要を満たしていかなければならない、、、この解決策としてフードテックが注目されているんです。
もちろん、プロテインクライシス以外にも、気候変動や、異常気象など食料供給体制への対応やヴィーガンやベジタリアン、あるいは宗教上の戒律による食べ物の制限など、動物愛護への対応、生産現場の課題も含めると目を瞑りたくなるほど課題が山積みです。
だからと言って課題から目を背けていては未来はない、、、そんな危機感を持ちながら、自分たちには何ができるのか？そのヒントとなるように、自分の学習もかねて「フードテック」について少しずつ情報を供給していければと思っています。
また、不定期にはなりますが、記事を更新したいと思いますので応援よろしくお願いします。
また、とてもとてもふざけた動画などもアップしています。まじめな情報発信をしてみたいな、と思って初めて見たものの、くだらない動画が多くなっていますが、かまってもらえると大変励みになるんです。
よろしくお願いします。
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