2017年12月08日
惜しまれながら終売となるカレーの裏側
カレーの味って、同じルウを使っていても各家庭で違ったりするもので、なかなかこだわりを持ちやすいメニューだと思います。
昔からカレーにはこだわりを持ち、長く愛され続けているメーカーとして「テーオー食品」ってあるんですが、ご存知でしょうか?業務用の食品関係者であれば、まずご存知かと思いますが、個人的に代表となる商品として浮かぶのが「ハイグレード21」のシリーズです。
こんなに高いカレー使ってもらえるのか?と思うのですが、売れてます。やっぱり美味しいですから。
これですよね。他に、マイルドもありますが、テーオーのカレーと言ったら「ハイグレード21」と「純カレー」でしょうね。
複数のカレーを混ぜて使われる方が多いのですが、外食ルートでもテーオーのカレーをベースに作られている所が多く感じます。
いずれもカレーフレークなんですが、使い勝手のよりカレーソースも存在します。主にレストランや高速のパーキング、バイキングなどのシーンでも使われているそうです。
で、こうしてアマゾンの画像を貼らせて頂きましたが、2018年の3月末で「終売」となる事が決まりました。
ハイグレード21のレトルトカレー 3kgタイプは年明け3月で終売・・・・。加えて、ビーフカレーも終売となります。
そんな大きな衝撃は受けませんでしたけども。実際、フレークに比べて当社では扱いが少なかったのでまぁまぉ良いでしょう。
「終売」については、各社様々な要因から製造を中止してしまうわけですが、世に出したからには少なからずお気に召した方がいるわけなのですが、自社で扱いが無いだけでこのカレーソースはそれなりに人気を得ていたようです。
なぜ、終売としたのか?と言うところが気になるのですが、理由はこうでした。
『現在、委託工場で製造しているわけですが、工場の老朽化などが進んでおり、製造ラインにおいても修繕等を考える時期に入っています。そこで、別の委託先を見つけて「工場変更」と言う形で供給を止めずに進める』
つもりでした。が、出来なかった理由がそこにはあり、委託先として声を掛けられたある工場の「こだわり」からでした。
『現在の工場での原料に、テーオー食品のこだわりの詰まった「純カレー」を使用しています。テーオー食品の商品にはほとんどベースとして使用されている”核”となる部分です。これを使用したうえで、ハイグレード21カレーソースを製造していますが、今回移管先候補として選択した工場では、「いや、使えない。他社の商品を使って作らなくても、自分たちで出来る!」と豪語したのです。』
それぞれのカレーへのこだわりでしょうか?そこで、テーオー食品は同じような品質で試作品を依頼。もちろんテーオー食品の核となる
配合などは絶対に開示する事はできないので、その工場は言ってしまった以上、独自で試作を続けます。
『何度となく試作を試しましたが、期待する味ではなく、テーオー食品のハイグレード21カレーソースとして世に出すには至らないと判断しました。納得できない商品を出すよりは、カレーソースを終売にしてしまうと決定しました。』
そういう流れでした。
どちらも妥協しないカレーへの思いが今回の終売には隠れています。長くに渡りご利用頂いていた方も多いだけに惜しまれながらの終売です。家庭用としては大きい規格かもしれませんが、消えてしまう前にご賞味いただくとありがたいです。
昔からカレーにはこだわりを持ち、長く愛され続けているメーカーとして「テーオー食品」ってあるんですが、ご存知でしょうか?業務用の食品関係者であれば、まずご存知かと思いますが、個人的に代表となる商品として浮かぶのが「ハイグレード21」のシリーズです。
こんなに高いカレー使ってもらえるのか?と思うのですが、売れてます。やっぱり美味しいですから。
新品価格 |
これですよね。他に、マイルドもありますが、テーオーのカレーと言ったら「ハイグレード21」と「純カレー」でしょうね。
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複数のカレーを混ぜて使われる方が多いのですが、外食ルートでもテーオーのカレーをベースに作られている所が多く感じます。
いずれもカレーフレークなんですが、使い勝手のよりカレーソースも存在します。主にレストランや高速のパーキング、バイキングなどのシーンでも使われているそうです。
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で、こうしてアマゾンの画像を貼らせて頂きましたが、2018年の3月末で「終売」となる事が決まりました。
ハイグレード21のレトルトカレー 3kgタイプは年明け3月で終売・・・・。加えて、ビーフカレーも終売となります。
そんな大きな衝撃は受けませんでしたけども。実際、フレークに比べて当社では扱いが少なかったのでまぁまぉ良いでしょう。
「終売」については、各社様々な要因から製造を中止してしまうわけですが、世に出したからには少なからずお気に召した方がいるわけなのですが、自社で扱いが無いだけでこのカレーソースはそれなりに人気を得ていたようです。
なぜ、終売としたのか?と言うところが気になるのですが、理由はこうでした。
『現在、委託工場で製造しているわけですが、工場の老朽化などが進んでおり、製造ラインにおいても修繕等を考える時期に入っています。そこで、別の委託先を見つけて「工場変更」と言う形で供給を止めずに進める』
つもりでした。が、出来なかった理由がそこにはあり、委託先として声を掛けられたある工場の「こだわり」からでした。
『現在の工場での原料に、テーオー食品のこだわりの詰まった「純カレー」を使用しています。テーオー食品の商品にはほとんどベースとして使用されている”核”となる部分です。これを使用したうえで、ハイグレード21カレーソースを製造していますが、今回移管先候補として選択した工場では、「いや、使えない。他社の商品を使って作らなくても、自分たちで出来る!」と豪語したのです。』
それぞれのカレーへのこだわりでしょうか?そこで、テーオー食品は同じような品質で試作品を依頼。もちろんテーオー食品の核となる
配合などは絶対に開示する事はできないので、その工場は言ってしまった以上、独自で試作を続けます。
『何度となく試作を試しましたが、期待する味ではなく、テーオー食品のハイグレード21カレーソースとして世に出すには至らないと判断しました。納得できない商品を出すよりは、カレーソースを終売にしてしまうと決定しました。』
そういう流れでした。
どちらも妥協しないカレーへの思いが今回の終売には隠れています。長くに渡りご利用頂いていた方も多いだけに惜しまれながらの終売です。家庭用としては大きい規格かもしれませんが、消えてしまう前にご賞味いただくとありがたいです。
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