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2016年12月05日

野菜の高騰 農水省の12月見通し

農林水産省は、東京都中央卸売市場においての野菜の生育状況や価格の見直しについて、主産県や卸売会社からの聞き取りをもとに、その結果を公表しています。


とにかく最近の野菜の高騰はひどいですね。


業務用から先に欠品されますからね。
 野菜の価格見通し(農林水産省のHP)はこちら


この資料によると、育成状況は「根菜類」はダイコンが9月中旬の雨による湿害によって初期生育不良となっていたのですが、生育は回復傾向。ニンジンは8月下旬の台風による雨に伴い、欠株が発生し、発芽不良となった。


葉茎菜類(ハクサイ・キャベツなど)は生育は平年並み。しかし、ご存知ホウレンソウは9月下旬の降雨により播種が遅延し、10月上旬の日照不足、11月上旬の低温などから生育不良となりました。しかし、回復傾向と言う事。レタスも同じく生育不良でしたが回復基調。


果菜類(キュウリ・ナスなど)は、キュウリ、ナス、ピーマンは9月以降の日照不足による樹勢低下からの回復が遅れ、着果数量が減少しました。しかし、こちらも回復傾向。トマトも現在満足な入荷がない状態ですが、生育は回復傾向との事。



12月後半にかけても高値推移をするであろう野菜は

ばれいしょ

にんじん


と言う事です。玉ねぎは、昨年度の入荷シェア97%の北海道産の在庫数量が平年を上回り、出荷数量が平年を上回る為、安値水準で推移すると思われます。価格は平年並みか、下回ると見込まれています。


自然の恵みを受けての野菜はなかなか思うようにはいきませんが、冷凍野菜の存在感もだんだんと浸透してきていますよね。


こうした技術がなに不自由なく食の場面をつくっているのだと感じます。合せて見えないところでの価格折衝や物流、タマの取り合いなどが起きているんですよね。




タグ:野菜高騰
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