2016年12月03日
えび類の状況【ブラック・バナメイ】
さて、サケ・マス・イカの高騰が続いていますが、海老関係はどうでしょう?
簡単に現状を報告します。
輸入については、1月~9月の入荷を前年と比較すると今年は「やや増加」と言えます。前年10万7,000トンに対して今年は11万1,900トン。これは、インド、アルゼンチンで生産が増加している事が影響しています。
しかし、天候不順により水揚げが限定的で生産量が少なめとなった産地もあります。前年よりも円高である事や、浜値の大きな変動がみられない事などから買いが進めやすい環境だったと思います。
年計でみても、前年をやや上回る入荷量になると予想しています。今後の為替の動きは影響してくると思いますが。
卸売市場ではブラックタイガーの産地価格の上昇に販売価格が追いついてきたように思います。バナメイでは産地側に値上げの意思がある為、輸入コストが上昇する可能性はありますが、国内市場ではバナメイを値下げすると売れなくなるので、仮に輸入コストが上昇しても販売価格は横ばいとの見方が多いです。
甲では、年末に向かいアカエビ中心に売れるでしょう。しかし、殻付きの冷凍エビは引き続き販売数が減少していくと予想します。消費者のニーズの変化でしょうね。
外食は、ブラックタイガーの確保が難しくなった事から、数量確保の方法を模索している所ですね。多くの場合は商社が力を入れてきているバナメイへの移行が見られています。高品質のバナメイは伸びてきている所ですからね。
そんなこんなで、年末を迎えて荷動きも多くなってきました。
簡単に現状を報告します。
輸入については、1月~9月の入荷を前年と比較すると今年は「やや増加」と言えます。前年10万7,000トンに対して今年は11万1,900トン。これは、インド、アルゼンチンで生産が増加している事が影響しています。
しかし、天候不順により水揚げが限定的で生産量が少なめとなった産地もあります。前年よりも円高である事や、浜値の大きな変動がみられない事などから買いが進めやすい環境だったと思います。
年計でみても、前年をやや上回る入荷量になると予想しています。今後の為替の動きは影響してくると思いますが。
卸売市場ではブラックタイガーの産地価格の上昇に販売価格が追いついてきたように思います。バナメイでは産地側に値上げの意思がある為、輸入コストが上昇する可能性はありますが、国内市場ではバナメイを値下げすると売れなくなるので、仮に輸入コストが上昇しても販売価格は横ばいとの見方が多いです。
甲では、年末に向かいアカエビ中心に売れるでしょう。しかし、殻付きの冷凍エビは引き続き販売数が減少していくと予想します。消費者のニーズの変化でしょうね。
外食は、ブラックタイガーの確保が難しくなった事から、数量確保の方法を模索している所ですね。多くの場合は商社が力を入れてきているバナメイへの移行が見られています。高品質のバナメイは伸びてきている所ですからね。
そんなこんなで、年末を迎えて荷動きも多くなってきました。
タグ:ブラックタイガー
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