昨日は連休を利用してアコギを試奏しに行きました。今回試奏したアコギは当りが多かったので、楽しかったです。
最初に行った楽器屋では3本のアコギを試奏しました。1本目のギターは、GibsonのJ-45Mです。1999年製の楽器店オーダーモデル(おそらく三木楽器)の中古で、エボニーカラーの本体にホワイトカラーのラージピックガードのモデルです。このギターのネックは太いものでしたが、弾きにくくはありませんでした。そして、良く弾き込まれていたのか良く鳴るギターでした。J-45はジャキジャキとした音の印象が強いですが、元気な感じでいて太い音がするギターでした。
2本目のギターは、GibsonのJ-45 Standardです。こっちのJ-45は、スモールピックガードにサンバーストカラーの中古です。このギターのネックは1本目のギターよりも薄くて、弾きにくくはありませんでした。そして、このギターも良く弾き込まれていたのか良く鳴るギターでした。1本目のギターと比べて軽快な音がするギターで好みの音でした。
3本目のギターは、MartinのD-18 SQです。1992年製のスクエアトラスロッド(固定式のロッド)の中古で、カラーはナチュラルです。このギターのネックは太いものでしたが、弾きにくくはありませんでした。そして、このギターも良く弾き込まれていたのか良く鳴るギターでした。先の2本が元気な音だったのに対して、このギターは落ち着いた感じのきれいな音がするギターでした。同じマホガニーサイドバックのギターでもメーカーが違えば音も違うのだと実感しました。
3本とも良いギターだったので、購入候補にして次の楽器屋に向かいました。ここでは、2本のギターを試奏しました。1本目のギターは、Taylorの314ceです。2017年のモデルの新品で、カラーはナチュラルです。ネックは太くなくて弾きやすかったです。まとまりのある音がして悪くは無かったのですが、最初の楽器屋の3本と比べると音がイマイチでした。
2本目のギターは、Taylorの414ceです。ナチュラルカラーの新品で、ネックは太くなくて弾きやすかったです。そして、314ceと比べるときらびやかで音量も大きかったです。314ceよりかは音が良かったのですが、最初の楽器屋の3本と比べると音がイマイチでした。
Taylorの2本は悪いギターでは無かったのですが、30万近くの金額を払ってまで欲しいものではなかったので、候補から外して次の楽器屋に向かいました。ここでは、3本のギターを試奏しました。1本目のギターは、GibsonのHummingbirdです。2003年製の中古で、良く弾き込まれていたのか良く鳴るギターでした。このギターのネックの太さは丁度良くて弾きやすかったです。きちんと低音がでており、ストローク時に音が潰れずに太い音がしていました。
2本目のギターは、GibsonのJ-45 Standardです。2017年製の中古で、スモールピックガードにヴィンテージサンバーストカラーのモデルです。そして、このギターのネックの太さは丁度良くて弾きやすかったです。1年前に製造されたギターなのですが、良く鳴るギターでした。Hummingbirdと比べると低音が出ていませんでしたが、Hummingbirdよりも軽快な音がしてストロークに適していました。
3本目のギターは、HeadwayのHJ-HOBO STDです。エボニーカラーの本体とホワイトカラーのラージピックガード使用のJ-45を模した新品のギターです。そして、このギターのネックの太さは丁度良くて弾きやすかったです。新品のギターなのですが、思っていたよりも鳴るギターでした。しかし、HummingbirdやJ-45と比べると鳴ってはいませんでした。軽快なストロークやアルペジオなどバランスよく使える音がするギターでした。
今回の試奏は、お金さえあれば全部のギターを購入したいくらい良いアコギとの出会いが多くて有意義なものでした。良いギターとの出会いがあるのかもしれないので、みなさんも楽器屋巡りをしてみてはいかがでしょうか。