Paul Reed SmithからJohn MayerのシグネチャーアンプJ-MOD 100が発売されます。
J-MOD 100はPaul Reed Smith、Doug Sewell、John Mayerがタッグを組んで設計されたアンプのようです。そして、MayerのDead & Companyとのライブワークに限らず、彼のソロワークでのレコーディングやステージでもシームレスに使えるアンプを開発することを目標に設計されたのようです。考え抜かれたコントロール類の構成、非の打ち所のない造り、そして高品質パーツの採用など最高にピュアで最高の音楽的表現力に溢れたアンプを体験したいプレイヤーにとってその夢が完璧に叶うハイエンドのギターアンプのようです。
J-MOD 100は、シングルチャンネルのギターアンプに切替可能なゲインステージ、エフェクトループを装備し、トーンコントロールには、ビッグなサウンドとクリアなサウンドが両立可能で広がり感があり美しいトーンが得られるトーンスタック構成を採用しているようです。そして、ゲインステージを上げれば、リッチなハーモニクスと「食い付き」感がさらにプラスされるようです。多彩なサウンドが得られるコントロール構成により、シングルコイルでもハムバッカーのギターでも幅広いトーンバラエティを誇るようです。また、より高域が利いたトーンが得られるブライトスイッチやパワーアンプ部での高域のきらめき感をブーストできるプレゼンスにより、よりヴィヴィッドなトーンが得られるようです。リバーブを内蔵せずにエフェクトループを装備したのは、自分のリバーブタンクを使いたいというMayerからのリクエストによるもののようです。エフェクトループとゲインブーストはフットスイッチでコントロールでき、お気に入りのリバーブタンクやエフェクトを組み合わせて使用することができるようです。
J-MOD 100のアンプ基板は5枚構成で、導体部分をより大きく取ることによりさらなる高音質を実現し、各基板はプリアンプ部、パワーアンプ部、フロントパネル部、バイアスジャック部、エフェクトループ部とそれぞれの機能に特化した基板構成を採用しているようです。これは、基板点数を抑えることにより生じる長距離かつ煩雑なワイアリングを避けるという効果の他に、搬送に気を使いがちな大きな単基板と比べてより堅牢な造りに仕上げることができるというメリットがあるようです。そして、J-MOD 100はPRSメリーランドで真にアーティスティックなレベルのクラフトマンシップにより、ハンドワイアーで製作されているようです。また、より高品質の造りを求めて「レイダウン・スタイル」のパワートランスを採用したようです。
J-MOD 100は、1台ずつ手作りで製作しているだけでなく、Cinemag出力トランス、プリアンプ部のハイエンド品コンデンサなど最高品質のパーツを採用しているようです。その結果、ビンテージそのもののトーンにプレイヤーのタッチひとつで如実にトーンが変化するリッチなハーモニクスが両立したこの上ない高い表現力、濁りのない音楽的なトーンを体験できるようです。
J-MOD 100は電源ヒューズ、B+ヒューズ、バイアス調整ジャックにアンプの背面からアクセスでき、ヒューズの交換やバイアス調整はアンプを開けることなく簡単に行なえるようです。加えて、EL34、6CA7、KT77など多くのタイプのパワー管に対応しているようです(バイアスの再調整が必要)。
John Mayerのシグネチャーアンプが出ますね。彼のファンにはたまらないアンプではないでしょうか。また、音が良さそうなので彼のファンでなくとも検討する価値はあると思います。機会があれば試奏してみたいです。
J-MOD 100の詳しい仕様についてはこちらを参照してください。
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