島村楽器のオリジナルブランドE.D.GEARから発売されたEJL-1エレアコ用ストラップロック(以下EJL-1)を買いました。
EJL-1は、エンドピン一体型のジャックを採用したエレアコで使用するためのストラップです。エンドピン一体型のジャックは、アコギのエンドピンよりも大きいため、楽器屋でよく見るゴム製のストラップロックやプラスチック製のストラップロック
が使えません。エンドピン一体型のジャックのギターを使用する際に、ストラップが外れてギターを落下させてしまうことを防ぎたかったので、EJL-1を買いました。
まず初めに、EJL-1を手持ちのストラップに取り付ける必要があります。EJL-1の穴が空いていない方の丸い部分がネジになっており、手で回すと簡単に外れます。
そして、この部分にストラップの穴を通して再びネジを取り付けます。これでストラップへの取り付けは終わりです。
次に、EJL-1をエンドピン一体型のジャックにはめ込んでスライドさせます。これによって、エンドピンジャックに固定され、ギターへの装着が完了となります。外すときは、EJL-1の中央にあるボタンを軽く押しながら、装着時とは逆方向にスライドさせます。
使用してみた際の第一印象は、ロックがしっかりしていてストラップが外れる気配がまったくなく、好印象でした。そして、ストラップの穴を拡張する必要がないのも良かった点です。前述のように、エンドピン一体型のジャックはアコギのエンドピンよりも大きいため、Right On!のSTRAPS ENDPIN JACK STRAPLINKなどを使用しない限り、ストラップの穴を拡張するか無理やり取り付けるしかありません。
第一印象は良かったのですが、すぐに悪い点が発覚しました。EJL-1はギターに装着したままでシールドを挿すことができるのですが、普段エレアコに使ってるシールドのL字側が奥まで挿さらなかった(ストレート側は挿さった)のです。そして、D'Addario/PlanetWavesのストレートプラグのシールドも奥まで挿さらなかったです。EJL-1の取扱説明書を読むと「Φ15mmまでのストレートプラグのものを使用してください。」書いてあり、EJL-1を使用する際は、使えないギターシールドの種類があることが発覚しました。エレアコにはL字プラグを使用したいので、これは困りました。仕方がないので、ピックアップを使うときはRight On! STRAPSのENDPIN JACK STRAPLINKを使い、ピックアップを使わないときはEJL-1使うようにしようと思います。ENDPIN JACK STRAPLINKにはロック機能はないですが、L字プラグを挿せばストラップが外れることはないと思うので問題はないでしょう。
EJL-1は、エンドピン一体型のジャックでもロックしてくれるので、ストラップが外れてギターを落下させてしまう心配がないのが良いです。しかし、ギターシールドの種類によっては、奥まで挿さらないというデメリットもあります。このデメリットを許容できる人で、エンドピン一体型のジャックに使えるストラップロックを探しいる方は、検討してみてはいかがでしょうか。
EJL-1についてはこちらを参照してください。
