ネットを見ていたらMartinミュージアムに展示されていた1936年製のD-45Sを復刻したD-45S Authentic1936 Agedが売られていることを知りました。
D-45S Authentic1936 Agedは、製作工程のみならず、実際に演奏されてきたギターに存在する時間をも再現するというエイジド加工が施されているようです。そして、ブラジリアンローズウッドとVTS加工を施したアディロンダックスプルースのコンビネーションは、まさに黄金期と呼ばれる1930年代が蘇ったかのようだそうです。さらに、最上の組み合わせとAuthentic 1936 Forward Shifted X Scalloped Braceにより、通常では考えられないほどの圧倒的な音量、倍音、奥行、広がり、材振動を体感できるようです。また、約44.5mm幅のAuthentic 1936Styleのネックシェイプで、とても弾きごたえがあるようです。
D-45S Authentic1936 Agedは、流麗なデザインが手彫金にて施されたバタービーンノブのゴールドペグを採用しているようです。そして、D-45
ならではの全体を華やかに彩るインレイワーク、1936 Authentic Style Snowflakesのポジションマーク、傷、打痕、ウェザーチェック、塗装の曇り等々本当に80年以上経過したヴィンテージと錯覚してしまうほどの完成度の高さのようです。また、ロングサドル、T-Barロッド、ニカワ接着等の再現もしているようです。
Martinミュージアムに展示されていた1936年製のD-45Sを復刻したモデルがあるとは知りませんでした。かなり高額なギターなので僕には手が出せませんが、ローンを組んでででもこのモデルが欲しいと思える人は、検討してみてはいかがでしょうか。
D-45S Authentic1936 Agedについてはこちらを参照してください。