MorrisのHand Made Premiumシリーズからフィンガーピッキング向けのSシリーズの進化形SEシリーズが発売されます。ラインナップは、シトカスプルーストップ/ローズウッドサイドバックのSE-103、シダートップ/ローズウッドサイドバックのSE-102、シトカスプルーストップ/マホガニーサイドバックのSE-93の3機種のようです。
SEシリーズは、既存のSシリーズと同様のボディシェイプながらもサウンドの要であるブレイシングのトップをXXブレイシングからフォワードシフテッドXに、ブレイシングのバックをXブレイシングからラダーブレイシングに変更し、豊かな低音の鳴りを獲得したようです。一方、ボディバック形状はラウンドバックスタイルからフラットバックスタイルに変更することによって、余剰倍音を制御し、豊かながらも鳴りすぎないコントローラブルなサウンドを実現したようです。そして、ブリッジ材には音響特性と品質の安定性に優れたリッチライト材を採用し、ネック補強と音響面の向上をもたらすボリュート加工やハイポジションでの操作性に影響するネックヒール部のデザインなど、フィンガースタイル向けギターとしての性能とバランスの良さをブラッシュアップしつつ、既存のSシリーズとは一線を画す新たなサウンドキャラクターを確立したようです。
MorrisのSシリーズがSEシリーズに進化しますね。フィンガーピッキング向けのアコギを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
SEシリーズについてはこちらを参照してください。