中学実技教科テスト対策ノート

調理で使う電子レンジについてそのしくみと使い方の注意点についてまとめます。

�@特徴
電子レンジは食品やその材料を温めたり、加熱調理したりするのに使います。加熱の仕組みは食品中に含まれる水分子を電磁波をあてることで振動させてその振動が熱になります。

この電磁波は陶器やガラス、プラスチック、紙、空気などは振動させることができません。したがって水分を含んでいるものなら加熱することができるわけです。したがって皿やキッチンペーパー、ラップなどは温まりませんが中の食品を温めることができます。

そして金属はこの電磁波を反射します。したがってアルミホイルで覆いをしてある食品は加熱できません。

�A注意点
しかしガラスと入っても食品自体が加熱されて熱くなりますから、ガラスでも耐熱ガラスでないといけません。そうでないガラスは食品の加熱で割れる危険性がありますから、使ってはいけません。

加熱にむらが出やすいので、その場合は途中でかき混ぜる必要があります。

食品の量が増えたらそれだけ加熱時間をふやす必要があります。

金属の飾りや絵付けの付いた皿は使えません。激しく火花が飛ぶおそれがあり危険です。

生の卵は破裂するおそれがありますから、割って入れるようにします。同様にラップやビニールなどで密封したりしたまま加熱してはいけません。破裂するおそれがあります。必ずふちを上げておくか、ふたを軽く乗せる程度にして加熱します。